これまでの取組と成果
これまでの取組状況
ネギ黒腐菌核病については産地存亡に係わる重要病害であることから、平成25年度から臨時的調査研究事業を活用した他県における情報収集など行い、スピード感を持って対処している。また、試験場圃場への病原菌の持ち込みおよび再現が困難なことから、現地発生圃場において試験を実施している。
ネダニについては、登録薬剤が無くなったことから、新規薬剤等の登録へ向け他試験を実施中。
白ネギの周年出荷体系を強化するため、時期別の品種比較試験、栽培技術確立に向けての施肥、散水試験を実施している。
これまでの取組に対する評価
平成29年度外部評価委員会議(中間評価)の結果
評点 13.2 評価 ◎
(評点9以上で研究を実施する)
評価委員の主な意見
・ネギ黒腐菌核病は被害が拡大しており、試験の緊急性は増している。
・ネギ黒腐菌核病対策はコストがかかるのでコスト削減に向けての薬剤検索などの試験をして欲しい。
・薬剤だけでなく、「物理的」「生物的」な手法にも目を向けていただきたい。