事業名:
きのこ王国とっとり推進事業(原木しいたけブランド化推進事業)
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農林水産部 県産材・林産振興課 −
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
30年度当初予算額 |
22,486千円 |
15,890千円 |
38,376千円 |
2.0人 |
0.1人 |
0.0人 |
30年度当初予算要求額 |
28,230千円 |
15,890千円 |
44,120千円 |
2.0人 |
0.1人 |
0.0人 |
29年度当初予算額 |
19,800千円 |
0千円 |
19,800千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:28,230千円 (前年度予算額 19,800千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:22,486千円
事業内容
1 事業の目的・概要
鳥取県産原木しいたけ115号のトップブランドの「鳥取茸王」をはじめ、原木しいたけのブランド化を推進していくため、生産体制の整備、販売戦略の実施、原木の安定確保、生産者の育成・確保を支援する。(「鳥取茸王」緊急生産拡大支援事業を統合して実施)
2 主な事業内容
(1)補助事業
(単位:千円)
区 分 | 事 業 内 容 | 事業実施主体 | 補 助 率 | 予算額 |
ア 原木しいたけブランド化推進事業 |
生産体制の整備 | 栽培環境整備 | ハウス等の整備経費の
支援 | 生産者、生産者等
の団体 | 1/3以内 | (1,477)
3,280 |
生産拡大
| 原木、種駒の調達経費
の支援 | | 購入原木:50〜100円/本
種駒:0.81〜1.62円/駒 | (1,139)
10,808 |
乾しいたけの安値補填 | 乾しいたけの安値補填
経費の支援 | 全農鳥取県本部 | 1/3以内 | (3,123)
3,824 |
販路開拓・普及啓発 | 販路開拓 | 販路開拓、販促活動等の経費の支援 | 生産者等の団体等 | 1/2以内 | (425)
325 |
とっとりきのこ祭り
【H29休止】 | 開催経費の支援 | (一財)日本きのこセンター | 定額 | (-)
1,000 |
原木の
安定確保
| 作業道開設 | 作業道開設経費の支援 | 生産者等の団体、森林組合、素材生産業者、造林公社
| 1,000〜2,000円/m | (3,864)
4,665 |
機械導入・レンタル | 機械整備・レンタル経費の支援 | 1/3以内 | (0)
0 |
自伐原木生産 | 自伐原木生産研修経費の支援 | 1/2以内
上限50千円 | (200)
66 |
新規生産者施設整備 | 乾燥機、スライサー導入経費の支援 | 新規生産者(栽培歴5年以内) | 1/3以内 | (616)
0 |
小 計 | (10,844)
23,968 |
イ 「鳥取茸王」緊急生産拡大支援事業 |
生産基盤の整備
| 「鳥取茸王」の生産量を確保するために生産グループ等が導入する「鳥取茸王ハウス」の新たな整備に要する経費の一部を助成する。 | 「鳥取茸王」の生産に取り組むグループ等の団体 | 県:1/3
市町村:1/6
[上限単価]
ハウス:6,800円/m2〜7,700円/m2 | (4,234)
2,540 |
小 計 | (4,234)
2,540 |
合 計 | (15,078)
26,508 |
2 主な事業内容(続き)
(2)委託事業
(単位:千円)
区 分 | 事 業 内 容 | 委 託 先 | 予算額 |
ア 原木しいたけブランド化推進事業 |
原木しいたけ新規生産講座 | 原木しいたけ新規生産講座の開催 | (一財)
日本きのこセンター | (802)
802 |
イ 「鳥取茸王」緊急生産拡大支援事業 |
生産技術の習得 | とっとり115ブランドにふさわしい高品質な原木生しいたけの「鳥取茸王」生産者の裾野を拡大するため、良質な生しいたけの生産に必要な技術の習得を図るための技術指導の実施 | (一財)
日本きのこセンター | (500)
500 |
計 | (1,302)
1,302 |
(単位:千円)
区 分 | 事 業 内 容 | 予算額 |
ア 原木しいたけブランド化推進事業 |
鳥取県しいたけ品評会負担金 | 鳥取県しいたけ品評会のうち県主催分(表彰式)にかかる負担金 | (300)
300 |
【H29限り】(仮称)きのこ王国とっとりフェスティバル負担金 | (仮称)きのこ王国とっとりフェスティバルのうち県負担金 | (3,000)
- |
事務費 | 新規生産者との意見交換に要する特別旅費 | (60)
60 |
小 計 | (3,360)
360 |
イ 「鳥取茸王」緊急生産拡大支援事業 |
生産技術の伝承 | 全農乾椎茸品評会上位入賞者の生産技術を後世に残し、他の生産者に広く普及し生産技術の向上を図るため研修会を開催 | (60) 60 |
合 計 | (3,420) 420 |
3 これまでの取組状況、改善点
○「きのこ王国とっとり」の実現に向けて、生産者、関係団体、県で「鳥取県きのこビション」を策定した。(平成26年3月11日)
○平成26年5月14日に「原木しいたけブランド化促進協議会」が発足し、ブランド化に向けて関係者の連携した取組(生産体制の確立、販売戦略の実施、原木の安定確保、生産者の育成・確保等)を行っている。
○協議会の取り組み内容
・規格 : 「鳥取茸王 金ラベル」、「鳥取茸王 銀ラベル」、「とっとり115」の3規格を決定
・生産技術 : 日本きのこセンター石川駐在の指導員を講師に招くなど、生産技術を指導中
・流通 : 各JAを核とした集荷・共販体制の整備に向け検討中
・県内におけるPR : 毎年1月15日を、原木しいたけ「とっとり115の日」に制定し、県内の飲食店を巻き込んだ「とっとり115フェア」を開催してPR
・首都圏におけるPR : 日本橋三越本店、伊勢丹新宿店で定番販売することとなった初日やとっとり・おかやま新橋館において試食販売を実施してPR
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○鳥取県は、日本きのこセンターによる優れた技術指導体制および全農乾しいたけ品評会連続優勝を果たした高い生産技術力により、「のとてまり」に匹敵する原木しいたけブランドの創出が可能なポテンシャルを秘めている。
○そこで、平成26年3月には関係者一同によって、「鳥取県産原木しいたけのブランド化」を大きな柱とする「鳥取県きのこビジョン」が策定され、5月には「原木しいたけブランド化促進協議会」が設立された。
○この協議会により原木しいたけブランド化に向けた活動が実施されているところであり、ブランド化戦略として、生産体制の確立、販売戦略の実施、原木の安定確保、生産者の育成・確保等に取り組んでいる。
○H27.2月、この協議会で鳥取県産原木しいたけ115号ブランド化戦略(復活「鳥取茸王」、「準プレミアム規格」「とっとり115」)が承認された。
○H27.9月、原木しいたけ「とっとり115の日」の制定、準プレミアム規格の位置付け(鳥取茸王に次ぐ規格についても「鳥取茸王」の名称を用いて、「準プレミアム」としてランク分けする)。
○H27.10月、ブランド名称においては、鳥取茸王を「鳥取茸王(金ラベル)」、準プレミアム規格を「鳥取茸王(銀ラベル)」とすることを発表(10月3日開催の「とっとりきのこ祭り」)
○事業実施実績
■生産拡大本数
H23事業実施本数 32,000本
H24事業実施本数 38,000本
H25事業実施本数 46,000本
H26事業実施本数 30,300本(※緑プロ 155,267本)
H27事業実施本数 14,036本(※緑プロ 116,968本)
H28事業実施本数 14,370本(※緑プロ 135,399本)
■新規生産講座修了者数 計240名(H17〜H28)
H23 17名
H24 15名
H25 15名
H26 17名
H27 18名
H28 33名
■機械整備
H23 乾燥機 5台 スライサー 1台
H24 乾燥機 2台 スライサー 3台
H25 乾燥機 1台
H26 なし
H27 乾燥機 1台
H28 なし
■「鳥取茸王」ハウス整備
H28 21棟
H29 2棟実績見込み
これまでの取組に対する評価
■新規生産者の増加
・修了者207名のうち約半数が植菌を開始し、生産者仲間に加わった。
・異業種(建設業・コンサルタント業)から参入があった。
・29年度の受講者は21名であり、引き続き県民ニーズが高い。
■品質の向上
平成19、23、24、26、28年度の全農乾椎茸品評会で団体優勝に輝くなど品質は日本一。
■原木しいたけブランド化促進協議会で、規格、生産技術、流通の検討を行うとともに、原木しいたけ「とっとり115の日」の制定などPRを行いながら、ブランド化を推進中である。
■生産者・関係団体・消費者が一体となった県産原木しいたけの生産・消費を盛り上げる機運を醸成するため、高品質の生しいたけ(鳥取茸王)の生産技術の高度化を図るとともに、115号しいたけの魅力をPRする必要がある。
工程表との関連
関連する政策内容
新たなきのこ産業の創出、原木しいたけのブランド化により「きのこ王国とっとり」を推進する。
関連する政策目標
「鳥取茸王」を原木しいたけ115号のトップブランドとしてブランド化するには生産量の確保が急務であり、新規生産者の参入と既生産者の生産拡大を推進しながら生産量の拡大を図る。
財政課処理欄
過去の実績を鑑み、金額を精査しました。 原木しいたけブランド化の市町村の役割等を整理する必要があること、「鳥取茸王」緊急生産拡大は、H30年度で3年目となることから継続の必要性を判断する必要があることから、サマーレビューで検討することとします。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
19,800 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
19,800 |
要求額 |
28,230 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
28,230 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
22,486 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
22,486 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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0 |
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別途 |
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