現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 農林水産部の【終了】直交層を挿入した新しいLVLの住宅用部材としての性能に関する研究
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業試験場費
事業名:

【終了】直交層を挿入した新しいLVLの住宅用部材としての性能に関する研究

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農林水産部 林業試験場 木材利用研究室  

電話番号:0858-85-6221  E-mail:ringyoshiken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 446千円 2,384千円 2,830千円 0.3人 0.3人 0.0人

事業費

要求額:0千円  (前年度予算額 446千円)  財源:国庫 単県 

一般事業査定: 

事業内容

事業の概要

直交層を挿入した新しい県産材LVL製品を住宅用部材(面材(壁・床・天井)、土台など)として実用化するため、必要な性能を明らかにする

事業の背景・目的・効果

(1)事業の背景
    • LVL(単板積層材)は、丸太をかつら剥きした「単板」を、繊維方向を平行に積層・接着した木質材料。県内でも県産スギ・ヒノキ材で生産され、多くの製品を県外移出している。
    • LVLは、平成25年に日本農林規格(JAS)が改正され、より多くの直交層が挿入可能となり、用途拡大の道が開けた。
    • 直交LVLの実用化を進めるには、まずJASに対応した直交LVL製品の、住宅用部材としての各種性能の評価と改善、製造技術の構築が必要。

    (2)事業の目的
    直交層を挿入した新しい県産材LVL製品を、住宅用部材(面材(壁・床・天井)、土台)として実用化するために必要な性能を明らかにする。

    (3)事業の効果
    県産材LVL製品の商品開発により、県産材の利用拡大、間伐促進、製品加工移出による雇用拡大等に貢献

事業の内容

開発する製品に応じた性能評価を行う

(1)土台
直交LVLを土台として利用するため、直交単板の挿入による柱のめり込みや接合性能について、直交層の挿入枚数や密度との関係から明らかにする。

(2)面材
幅の広い構造用面材として利用するため、直交単板の挿入による反りの抑制などについて、直交層の挿入枚数や密度との関係から明らかにする。

成果

直交層を挿入したLVLの土台としての性能をめりこみ試験によって検討した。縦使いの場合、初期の強度は平使いよりも高かった。材の割裂が生じたため、接着の改善を必要とした。
  • LVLにくぎを打ち込んだ時の割裂性について調べた結果、直交層を挿入したLVLは材の端に釘を打っても割裂はほとんどなく、優れた割れ抑制効果を示し、釘の保持力も従来の製品に比べ高い値を示した。
  • 寸法安定性(反り、幅の伸縮)についても、直交層を挿入したLVLは従来の製品よりも優れていた。
  • 本年度、企業の実機で直交LVLを試作した。今後、各種性能について評価を行う。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 446 85 0 0 0 0 0 0 361
要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0