現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 農林水産部の分収造林促進費
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:造林費
事業名:

分収造林促進費

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農林水産部 林政企画課 林政企画担当  

電話番号:0857-26-7300  E-mail:rinsei-kikaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 306,357千円 6,356千円 312,713千円 0.8人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 337,722千円 6,356千円 344,078千円 0.8人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 347,061千円 6,358千円 353,419千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:337,722千円  (前年度予算額 347,061千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:240,802千円  別途額:35,395千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 公益財団法人鳥取県造林公社が日本政策金融公庫からの既往借入金の償還や造林事業等に必要な資金を貸し付けるとともに、同公庫借入利息の支払に必要な資金の助成等に係る経費である。

2 主な事業内容


(単位:千円)
区  分
要求額
事 業 内 容
造林公社貸付金
150,000
日本政策金融公庫資金の不足額を貸し付ける。
公庫・約定償還金(元金)
150,000
造林公社補助金
92,828
日本政策金融公庫資金の利子と分収造林契約の変更等に必要な経費を助成する。
公庫・約定償還金(利息)
90,328
美しい森林推進事業
補助金
2,500
県営林特別会計繰出金
94,894
県営林事業の事業収入で充当できない不足分を繰出
合  計
337,722

3 前年度予算との比較

                                (単位:千円)
区  分
本年度
要求額
前年度
要求額
 
    増減
造林公社貸付金
150,000
149,772
228
公庫・約定償還金(元金)
150,000
149,772
228
造林公社補助金
92,828
96,624
△3,796
公庫・約定償還金(利息)
90,328
94,124
△3,796
美しい森林推進事業補助金
2,500
2,500
0
県営林特別会計繰出金
94,894
100,665
△5,771
合  計
337,722
347,061
△9,339

4 本年度の要求のポイント

・経営改革プラン(H25〜H96)で定められた金額を上回る県貸付金を要求。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
・(公財)鳥取県造林公社は、森林所有者による造林が進みがたい地域において、分収造林方式により森林資源を造成。主伐期(80年)まで枝打ち、間伐等(保育事業)で管理育成を行っている。
・伐採による収益が生じるまでの間、事業等による財源不足を県や日本政策金融公庫からの借入金で賄っている。

〇実績
平成28年度末の造林面積は14,504ha。分収契約件数は1,860件

〇これまでの見直し状況
・近年の木材価格の下落等により、将来に損失が見込まれるため、平成14年度に抜本的な経営見直しを行い、平成18年度の再点検による更なる軽減措置を実施。
 (見直しによる効果) 最終損失見込額 △578億円→△93億円
・また平成21年度に設置された検討委員会の検討結果をふまえ、平成25年2月に最終損失見込額をゼロとする経営改革プランを公社と県で策定し、これに沿って経営改善を進めている。

これまでの取組に対する評価

平成25〜28年度まで計画を上回る収入間伐面積を実施。販売収入目標を達成している。

〇今後の課題
・公社はプランに基づき利用間伐事業を積極的に推進しているが、木の生育状況や社会情勢の変化により販売収入が低調であることや、請負先の労務の量的な問題等から事業量には限界があることから、第1期中の単年度の黒字化は困難な状況。
・平成35年以降には2回目、3回目の利用間伐が始まり、既に作業道が整備されていることによる伐採搬出経費の低下、木の成長による材積及び販売単価の上昇により、収益増が見込まれる。  
・今後、利用間伐、主伐により着実に収益をあげることで、平成96年に県の最終損益ゼロとするため、第1期中は継続して県からの支援を行っていきたい。

○県・公社によるプロジェクトチームの開催
・本年度は毎月1回開催し、H25〜H28までの利用間伐事業実績を分析し、課題の洗い出し、解決方法について検討を行っている。

財政課処理欄


 造林公社貸付金は、90,000千円とし、今後の支援については、毎年の予算において検討します。県営林特別会計繰出金は、管理事業費の金額伴い金額を精査しました。
 特会への人件費繰出部分は別途扱いとします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 347,061 0 0 0 0 0 0 0 347,061
要求額 337,722 0 0 0 0 0 0 0 337,722

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 240,802 0 0 0 0 0 0 0 240,802
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 35,395 0 0 0 0 0 0 0 35,395