現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 農林水産部のとっとりの松原再生プロジェクト
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:治山費
事業名:

とっとりの松原再生プロジェクト

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農林水産部 森林づくり推進課 −  

電話番号:0857-26-7304  E-mail:moridukuri@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 310千円 3,178千円 3,488千円 0.4人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 310千円 3,178千円 3,488千円 0.4人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 410千円 3,179千円 3,589千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:310千円  (前年度予算額 410千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:310千円

事業内容

1.事業の目的・概要

 「松露※」の復活を契機とした地元住民等との協働作業よる松林の環境整備を行うことで、白砂青松をイメージした、健全なとっとりの松原再生に取り組む。

    ※「松露(ショウロ)」:直径2〜3cmの球形をしたクロマツの根と共生するキノコ。古くから珍重され、天然の「松露」は高級なものとされている。(以前の松林では普通に見ることができた。)

2.主な事業内容

(単位:千円)
区分
内容
予算額
鳥取大学との共同研究○松露子実体の製造技術を持つ鳥取大学農学部と共同研究契約を締結し、技術提供を受ける。
160
「松露」発生の取組○地元住民等との協働作業による松林の環境整備(落葉かき、表土掻き起し、除草等)を実施する。
150
合    計
310

3.事業の背景

 昭和30年代から造成されてきた海岸松林には、防災機能(飛砂防止、防風、潮害防止)に加え、保健休養機能などの多様な役割が求められている。さらには、東日本大震災による津波被害によって、津波軽減効果に対する期待も高まっている。
     他方で、海岸松林は松くい虫被害等により過疎化が目立ち、多くの県民が改善を望んでいる状況である。
     そこで、鳥取大学と鳥取県の共同研究によって開発した「松露の生産に関する技術」を活用し、地元住民との協働作業により海岸松林の環境整備を行う。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

1 松露菌糸体の散布 
・平成27年3月に北栄町江北地内において松露菌糸体を散布
・平成28年3月及び9月に鳥取市浜坂地内において松露菌糸体を散布
・平成29年7月に北栄町江北地内において松露胞子体液を散布
 同年8月に北栄町江北地内において松露菌糸体液を散布

2 松露菌糸体散布区域の環境整備
・平成27年9月及び平成28年9月に北栄町江北地内において環境整備を実施
・平成28年9月に鳥取市浜坂地内において環境整備を実施
・平成29年7月及び9月に北栄町江北地内において環境整備を実施

これまでの取組に対する評価

・地元、大学、県の協働による取り組みが継続して実施できている。

・各地元は、意欲的に取り組みを行っており、海岸松林を自らの手で管理していこうという意欲・機運が醸成されている。

・民間業者が松露菌糸体液を短期に量産できる体性が整った。

・松露の発生が確認できていないが、松露菌がマツの根に活着していることを北栄町江北地内において確認した。今後は発生環境整備に重点を置いた取組を行う必要がある。

工程表との関連

関連する政策内容

保安林の管理、林地開発許可及び指導監督

関連する政策目標

治山事業による保安林の整備・保全


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 410 0 0 0 0 0 0 0 410
要求額 310 0 0 0 0 0 0 0 310

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 310 0 0 0 0 0 0 0 310
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0