これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・本県での松くい虫防除は、昭和48年の被害木駆除が始まりで、昭和51年には予防措置である地上散布を被害対策に取り入れた。
・昭和53年から航空機を用いた特別防除(空中散布)を開始し、駆除と予防を組み合わせた被害対策を継続実施。
・被害対策は、県、市町村で連携して実施しており、予防事業は市町村が中心となり実施し、駆除事業は守るべき松林の区域を、県、市町村がそれぞれ指定し、実施している。
これまでの取組に対する評価
・継続して予防と駆除を実施していることにより、被害材積は約5千m3と、近年はピーク時の約5%で推移している。
・また、平成28年度の被害木駆除は2,000m3程度と、ピーク時であった昭和55年の109,215m3の約2%となった。
・今後も、予防と駆除を実施し、守るべき松林を保全していく。