・平成28年度は、イチゴと梨について団地の整備を行ってきた。
・イチゴについては、北栄町とJA鳥取中央が出資して「株式会社北栄ドリーム農場」を設立し、「戦略的スーパー園芸団地整備事業(スーパーイチゴ団地整備事業)」により、高設栽培ハウス7棟(約24a)等を導入し、9月上旬より栽培を開始した。
・梨については、湯梨浜町山田谷団地内にある耕作放棄された果樹園を再整備するとともに、入植予定者4名が選定され、4月以降に栽培を開始する予定としている。
JA等が主体となり、梨など高収益品目の園芸団地を戦略的に整備して、産地活性化の拠点とする。特に、新規就農者や定年退職者等の多様な担い手の参入を促すために、低コストな施設整備及び効果的な募集・PRを一体的に行う。
平成28年度に湯梨浜町にて整備中の1団地に加え、平成29年度は東・中・西部の各地区に1ヶ所ずつ、計3ヶ所の団地を整備する。
また、団地に導入する品目・品種として、梨「新甘泉」「秋甘泉」に加え、鳥取県が育成した高級柿新品種「輝太郎」を加えることで、高収益性を保ちつつ、経営形態の選択肢を広げ、より算入しやすい環境と整える。(ただし、柿を対象品目に追加することが交付金充当事業の要件を満たさない場合は従来どおり梨のみの事業とする)