事業名:
保安林整備管理事業
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農林水産部 森林づくり推進課 −
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
30年度当初予算額 |
17,275千円 |
43,698千円 |
60,973千円 |
5.5人 |
0.7人 |
0.2人 |
30年度当初予算要求額 |
19,530千円 |
43,698千円 |
63,228千円 |
5.5人 |
0.7人 |
0.2人 |
29年度当初予算額 |
11,957千円 |
43,714千円 |
55,671千円 |
5.5人 |
0.7人 |
0.2人 |
事業費
要求額:19,530千円 (前年度予算額 11,957千円) 財源:国10/10、国1/2、単県
一般事業査定:計上 計上額:17,275千円
事業内容
1.事業の目的・概要
保安林を適正に管理するため、保安林の指定解除調査、損失補償金の交付、標識の設置、伐採許可等を行う。
また、保安林改良事業を実施した箇所について補植・修繕等を行う。
2.主な事業内容
(単位:千円)
区分 | 予算額 | 事業内容 |
保安林指定・解除調査
指定施業要件変更 | (429)
407 | 保安林の指定・解除申請の適否調査等
指定施業要件変更事務
森林審議会の開催 |
保安林損失補償 | (8,380)
7,780 | 伐採制限がある保安林に係る調査及び損失補償 |
保安林適正管理調査 | (82)
85 | 保安林の適正な管理のための現況調査等 |
保安林保全情報整備 | (0)
1,545 | 衛星画像を活用した保安林の管理(2年に1度) |
保安林指導・監督 | (2,809)
2,813 | 保安林の伐採許可、作業許可申請の処理等 |
保安施設維持・管理 | (0)
6,900 | 保安林改良事業によって施行された施設の維持管理 |
保安林標識 | (257)
0 | 保安林種、制限等を表示した標識の設置 |
合計 | (11,957)
19,530 | |
3.保安林制度について
保安林制度は、森林法に基づいて水源のかん養、災害の防備等の公共の目的を達成するため、必要な森林を農林水産大臣又は都道府県知事が指定し、一定の行為制限を課す制度である。
平成11年度から、農林水産大臣が指定する重要流域以外の流域に存在する1〜3号民有保安林については、その指定・解除の権限が都道府県に移譲され、4号以下の民有保安林については自治事務となった。
4.保安林の種類
区分 | 種類 | 役割 |
1号保安林 | 水源かん養保安林 | 洪水、渇水を防止、各種用水を確保します。 |
2号保安林 | 土砂流出防備保安林 | 林地の表面侵食及び崩壊による土砂の流出を防止します。 |
3号保安林 | 土砂崩壊防備保安林 | 林地の崩壊の発生を防止します。 |
4号保安林 | 飛砂防備保安林 | 飛砂が海岸から内陸に進入するのを防止します。 |
防風保安林 | 風速を緩和して風害を防止します。 |
水害防備保安林 | 水害の防止軽減をはかります。 |
潮害防備保安林 | 津波又は高潮の被害を防止します。 |
干害防備保安林 | 洪水、渇水を防止し、局所的な用水源を保護します。 |
防雪保安林 | 吹雪を防止します。 |
5号保安林 | 防霧保安林 | 霧の移動を阻止したり霧の害を防止します。 |
なだれ防止保安林 | 雪庇の発生や雪が滑り出すのを防ぎ、雪崩を防止します。 |
6号保安林 | 落石防止保安林 | 岩石の崩壊、転落を防ぎ、落石による危険を防止します。 |
7号保安林 | 防火保安林 | 耐火樹又は防火樹からなる防火樹帯により火災の延焼を防止します。 |
8号保安林 | 魚つき保安林 | 魚類の棲息と繁殖を助けます。 |
9号保安林 | 航行目標保安林 | 付近を航行する漁船等の目標となって航行の安全をはかります。 |
10号保安林 | 保健保安林 | 保健、休養の場としての機能や公衆の保健、衛生に貢献します。 |
11号保安林 | 風致保安林 | 名所や旧跡等の趣のある景色が森林によって価値づけられている場合に、これを保存します。 |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・森林の公益的機能を高度に発揮させるため、森林施業に一定の制限をもたせるよう、新たに保安林指定の推進に努め、天然林の情報集約等に取り組んでいる。
・適正な保安林管理を行うため衛星画像を利用した経年調査や現地調査等を行い、推移の把握に努めている。
・標柱・看板を設置し、保安林の現地表示・明確化を行い、県民への周知を図っている。
これまでの取組に対する評価
・鳥取県の森林の保安林指定率は47%と全国的にも高い水準にあり、森林の持つ公益的機能を高度に発揮することができている。
・保安林指定施業要件の一斉変更手続きにより、間伐率の上限を改正したことで県内の間伐の推進に貢献できた。
・違法伐採や開発による被害が起こらないよう、保安林の現況把握を行い適正な維持・管理に取り組んでおり、広範囲に人家・農地等の対象が保全されている。
工程表との関連
関連する政策内容
保安林の管理、林地開発許可及び指導監督
関連する政策目標
保安林の指定・解除及び指定施業要件変更事務に係る適期の事務処理
治山事業による保安林の整備・保全
財政課処理欄
過去の実績を鑑み、金額を精査しました。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
11,957 |
1,725 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3,863 |
6,369 |
要求額 |
19,530 |
3,033 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3,700 |
12,797 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
17,275 |
2,679 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3,700 |
10,896 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |