現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 農林水産部の林業創生オーストリア技術導入推進事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

林業創生オーストリア技術導入推進事業

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農林水産部 林政企画課 林業普及担当  

電話番号:0857-26-7683  E-mail:rinsei-kikaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 4,885千円 3,178千円 8,063千円 0.4人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 4,885千円 3,178千円 8,063千円 0.4人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 10,560千円 3,179千円 13,739千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,885千円  (前年度予算額 10,560千円)  財源:国1/2、単県、基金 

一般事業査定:計上   計上額:4,885千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 地形が急峻で日本と似た条件にも関わらず、安全で低コストな林業を実現し木材生産量を増加させたオーストリアの先進的な林業を学び技術導入を図るため、若手林業者のオーストリア派遣とオーストリアからの講師招へいを行い、将来像を見据えた林業振興に役立てる。

2 主な事業内容


(単位:千円)
区     分
事   業   内   容
予算額
オーストリア林業研修派遣事業
(5,891)
0
オーストリア調査・研修参加者
選考会
選考委員会で公募派遣者5名(女性2名、男性3名)を選考
(40)
0
オーストリア調査・研修オーストリアの現地研修への派遣(研修所滞在費は派遣者の自己負担)
(5,712)
0
研修成果発表会オーストリア研修の成果を派遣者が発表
(139)
0
オーストリア林業導入推進事業
(4,669)
4,885
オーストリア林業公開研修会開催事業オーストリアから講師を招き、安全で生産性の高いオーストリア林業技術について現場公開研修会の開催。
(3,969)
3,105
オーストリア林業シンポジウム開催事業
オーストリア講師による基調講演と、これまでのオーストリア派遣者によるパネルディスカッションを行う。     
    (601)
     643
鳥取・長野林業交流連携事業
オーストリアと林業交流を進めている長野県と情報交換等を行い、互いの技術導入のスキルアップを図る。    (99)
    99
【新規】オーストリア研修修了者ネットワーク&スキルアップ事業オーストリア林業導入の地域リーダーであるオーストリア研修修了者をネットワーク化すると共に、スキルアップのための研修を行う。     
     (0)
   1,038
       
合       計
  (10,560)
    4,885

    2 背景と目的

    地形が急峻で日本と類似した条件にも関わらず、安全で生産性の高い林業を実践するオーストリアを本県林業の将来像と位置づけ、その優れた技術導入を図る。

    3 事業概要

    (1)オーストリア林業公開研修会開催事業

     オーストリアのピヒル森林研修所から講師を招き、林業機械の大型化や欧州の林業機械の導入に対応した欧州型の路網整備技術の導入を推進するため、現地研修会を開催する。
    (2)オーストリア林業シンポジウム開催事業
     オーストリア林業の発展の鍵とされる”道づくり”をテーマとして、基調講演を行うと共に、これまでのオーストリア派遣者をパネリストとして、本県林業の成長産業化を考える。
    <内容>
     基調講演
      「オーストリアの持続的林業と林道整備」(仮題)
        ピヒル森林研修所 所長 マーティン・クロンドルファー氏
     パネルディスカッション
      「オーストリア林業導入による林業の成長産業化」
        オーストリア派遣者4名(H26〜29の各年度の代表者)
    (3)鳥取・長野林業交流連携事業
     本県は川上の素材生産分野でオーストリアの技術導入を進  めているが、長野県は川下の木質バイオマス利用等でオース  トリアから技術導入を進めている。長野県と連携を深め、互い  の情報を補完して、オーストリア技術導入を推進する。
    (4)オーストリア研修修了者ネットワーク&スキルアップ事業
      オーストリア研修修了者のネットワーク化し、オーストリア派遣 後の取組や今後について意見交換すると共に、オーストリア林業導入の地域リーダーとしてのスキルアップのための研修会を開催する。
      



    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    ・平成26年度からオーストリア派遣を開始し、これまでに若手林業者16名を派遣した。
    ・平成27年度には視察調査団を派遣し、オーストリア林業から導入すべき3つのポイントが整理された(人づくり、仕組みづくり、道づくり)。
    ・視察調査団が鳥取県へ招聘したい優秀な技術指導者を発掘した。
    ・視察調査団が発掘した3つのポイントに沿って平成28年度からオーストリアの講師を招聘し、鳥取県で公開研修を開催し、関係者から講評を得ている。
    ・視察調査団が持ち帰った情報をもとに、オーストリアを参考にして全国で初めてチェーンソー訓練装置を導入した”とっとり林業技術訓練センター”を平成29年3月に整備した。
    ・2つの森林組合がオーストリア製架線系林業機械”タワーヤーダー”を導入した。

    これまでの取組に対する評価

    ・とっとり林業技術訓練センターでは、オーストリア林業研修修了者がチェーンソー指導者を務めるなど、貴重な人材が育ってきた。
    ・オーストリアの安全対策意識が着実に鳥取県に浸透し、チェーンソー防護衣の着用が当たり前の状態となった。
    ・改善点としては、オーストリアのコピーをするだけでは無く、鳥取にアレンジして、鳥取独自の林業技術の発展や人材育成を進める必要がある。

    財政課処理欄


     

    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 10,560 2,229 0 0 0 0 0 7,432 899
    要求額 4,885 2,034 0 0 0 0 0 2,752 99

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 4,885 2,034 0 0 0 0 0 2,752 99
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0