現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 農林水産部の林業普及指導事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

林業普及指導事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

農林水産部 林政企画課 林業普及担当  

電話番号:0857-26-7683  E-mail:rinsei-kikaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 9,537千円 99,313千円 108,850千円 12.5人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 9,537千円 99,313千円 108,850千円 12.5人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 10,827千円 99,350千円 110,177千円 12.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:9,537千円  (前年度予算額 10,827千円)  財源:単県,国1/2 

一般事業査定:計上   計上額:9,537千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 健全な森林の整備・保全とこれを担う人材の育成、林業及び地域の振興を図るため、林業・木材の技術・知識の普及、及び森林施業の指導を行う林業普及指導職員の活動に要する経費である。

2 主な事業内容


(単位:千円)
区  分
事 業 内 容
予算額
補助率
森林総合監理士の育成支援 (776)
264
森林総合監理士育成実践研修への参加 (776)
264
普及区運営費   (3,574)
3,574
巡回指導、普及指導区運営巡回指導旅費、各普及指導区の運営費
(3,349)
3,349
国1/2
情報収集・林業機械稼動調査各専門情報調査、林業機械保有状況調査
(76)
76
国1/2
普及指導事業の評価普及指導事業の外部評価検討委員会の開催 (149)
149
普及指導職員研修費 (3,965)
3,712
中央研修国が実施する研修等への職員派遣
(1,253)
1,460
国1/2
スキルアップ研修重点課題に対応した職員の資質向上研修 (2,312)
1,852
資格取得支援森林総合監理士の資格取得に対する支援
(400)
400
林業後継者育成費 (2,193)
1,987
林業者技術向上支援地域課題に合わせて行う林業者への研修会
(883)
906
鳥取県林業後継者育成事業費
補助金
林家による林業研究グループの活動に対する支援
(560)
545
県1/3
県1/2
青年林業グループ活動支援補助金事業体を越えて若手林業者が行うグループ活動に対する支援 (450)
536
県1/2
林業女子グループ活動キックオフ支援補助金林業女子のグループ活動に対して初年度に限り支援 (300)
0
県10/10
県3/4
など
【臨時】中国・四国地区林業グループコンクール開催費 (319)
0
林業グループコンクール開催中国四国9県の林業グループ活動の発表を行うコンクールの開催
(319)
0
合    計
(10,827)
9,537

2 目的

健全な森林の保全とこれを担う人材の育成を図るため、県下に4普及区(東部・八頭・中部・日野川)を設置し、各普及区の森林所有者、その他林業者の意向を把握し、林業、木材の技術・知識の普及、森林施業の指導を行うとともに、関係機関と協力し、林業及び地域の振興を図る。

3 概要

1 森林総合監理士(フォレスター)の育成支援
     森林総合監理士の活動に必要な技術・知識を習得するため、国が実施する実践研修への派遣を行う。  
     
    2 普及区運営費
    (1)林業普及指導員の配置
     林業専門技術員等(森林・林業振興局) 2名
     林業改良指導員(各事務所) 10名
    (2)普及指導事業評価検討会
     普及指導計画の内容、普及成果、次年度計画に対する評価を行う。(委員8名、構成:林業者、林業関係団体職員、県職員等)

    3 普及指導職員研修費
    (1)中央研修等
     国が実施する専門研修、一般研修及び新任者研修等に林業普及指導員を派遣する。
    (2)スキルアップ支援
     各普及区の重点課題に対応するため、先進地視察等の派遣研修及び全体研修等を行う。
    (3) 准フォレスター研修修了者を中心に森林総合監理士資格試験受験を進め、有資格者の普及職員の配置を増やしたい。
     准フォレスター研修及び技術者育成研修の修了者25人中、5人の受験を想定。

    4 林業後継者育成費
    (1)林業者技術向上支援
     ○地域の意欲のある林業者を対象に作業道開設、間伐材の 伐採搬出等の研修を行う。
     ○指導林家の指導活動に必要な専門的知識・技術の習得
     ○青年林業グループの交流・研修
    (2)林業後継者育成事業費補助金
      林業の知識・技術の習得のための林家の自発的活動を支援し、林家の資質向上と林業経営意識の啓発を図る。
    <補助率>
       県1/2・・・鳥取県林業研究グループ連絡協議会
       県1/3(市町村1/3)・・・市町村単位の林業研究グループ
    (3)青年林業グループ活動支援補助金
      異なる事業体に属する若手林業者及び林業を志す者で構成
    された若手グループ活動を促すため以下の支援を行う。
    <補助対象となる活動>
    ・林業技術の向上に係る研修会、講習会
    ・先進林業事例調査
    ・県民を対象とする林業のPRに資する活動等
    <補助率>
      ・補助率1/2
    <補助金上限>
      ・上限25万円/グループ 


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

1 低コスト林業の推進
   ・林業の低コスト化の基盤整備として林業専用道のルート提案。
   ・他県の先進的な低コスト化を視察(日報分析手法)し、本県への    導入策を検討。

 2 普及職員のスキルアップ
   ・国が実施するフォレスター育成研修へ普及員を派遣。

 3 担い手の確保育成
   ・農林高校の生徒へ向けた林業研修の実施。

 

これまでの取組に対する評価


 1 低コスト化の推進
   普及員の働きかけをきっかけにして2つの事業体が日報による   生産性の向上に取り組む事例が現れ、低コスト化への普及啓    発の効果が出始めた。

 2 普及職員のスキルアップ
   合格率3〜4割程度の難関であるフォレスター試験において、    本県は、H28は受験者5名中4名が合格し、さらに、H29は受験    者5名全員が一次試験(筆記)を通過(11月に2次(論文・面接)   した。
   本県のフォレスター育成が着実に進んでいる。

3 担い手の確保育成
   普及員と森林組合が協力して開催した林業研修を受けた高校   生2名が森林組合へ就業する事例があり、普及活動が担い手    確保につながった。
   

工程表との関連

関連する政策内容

林業の担い手の育成確保

関連する政策目標

とっとり森と緑の産業ビジョンの実現を通じて林業・木材産業の成長産業化を図り、緑の雇用、担い手対策等の着実な実施により、新規の林業担い手の確保・育成を進める。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 10,827 1,761 0 0 0 0 0 0 9,066
要求額 9,537 1,839 0 0 0 0 0 0 7,698

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 9,537 1,839 0 0 0 0 0 0 7,698
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0