現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 農林水産部の鳥取二十世紀梨記念館展示物等ガイドシステム導入事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

鳥取二十世紀梨記念館展示物等ガイドシステム導入事業

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農林水産部 生産振興課 振興調整担当  

電話番号:0857-26-7281  E-mail:seisanshinkou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 5,096千円 795千円 5,891千円 0.1人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 7,211千円 795千円 8,006千円 0.1人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,211千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:ゼロ 

事業内容

1 事業の目的・概要

鳥取二十世紀梨記念館への外国人観光客は年々増加傾向にあり、今後も増加することが予想される。しかし、現在の展示物の説明等は日本語のみであるため、外国人観光客への十分なサービスの提供ができていない状況である。ついては県内の観光施設の中で外国人観光客集客のトップクラスである本施設に、多言語に対応した館内展示物等ガイドシステムを導入し、外国人観光客への魅力向上を図る。

2 主な事業内容

鳥取二十世紀梨記念館館内の各展示物の説明をWEBを活用し来館者のスマートフォンを使用して音声とテキストで案内する、館内展示物等ガイドシステム(対応言語:英語、簡体字(北京語)、繁体字(台湾語)、韓国語)を導入・設置する。

    鳥取二十世紀梨記念館展示物等ガイドシステム設置委託費     7,211千円
(単位:千円)
区分
要求額
備考
企画構成
108
全体構成
デザイン
346
ページデザイン(各言語ページ作成)
コーディング
281
ページコーディング
翻訳費
1,293
日本語→英・簡体・繁体・韓国
外国語ページ(3言語)
640
テキスト入力、ページ作成
音声作成(4言語)
2,457
ナレーション収録基本作業、ナレーター、ファイル分割作業
音声ページ作成(4言語)
959
データアップロード及び設定
諸経費
431
WiFiシステム経費
696
合計
7,211

3 外国人対応の現状と今後の見込み

鳥取二十世紀梨記念館では現在、館内の展示内容の説明が日本語のみのため、通訳・ガイドを伴わない外国人観光客(海外個人旅行客等)にはほとんど理解されていない。また、館内に外国語で説明出来るスタッフがいないため、外国人観光客への展示物等の説明、質問への対応ができておらず、梨の試食を楽しむ以外はマスコットキャラクターのナッシーとの記念撮影をする程度でメインの展示をほとんど見られず退館している。
    本来、博物館で最も重要な機能である展示物等の説明が全くできていない状況である。
    今後は海外航空路線のLCC化等により、さらに海外個人旅行者が増加することが見込まれ、展示物等ガイドシステムの必要性がさらに高まる。
    <近年の総入館者数、外国人入館者数の状況>
(単位:人)
区分
H24
H25
H26
H27
H28
総入館者数
101,603
106,228
113,592
137,170
105,168
うち外国人
5,267
8,986
12,867
17,038
12,859
比率(%)
5.2
8.5
11.3
12.4
12.2
    ※外国人入館者は入館料を支払って入館したもののみ記載(ガイド、通訳等無料入館者を除く)
    ※平成28年度の入館者数(外国人入館者数)の大幅な減少は鳥取県中部地震の被災により54日間休館したため。

4 館内展示物等ガイドシステムの仕様

(1)主な来館国に適応したものとする。
対象言語:英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語
(2)スマートフォン、携帯電話を活用したシステムとする。
(3)ガイダンスは文書(テキスト)、音声で行うものとする。
(4)利用者が使いやすい仕組みとし、ガイダンスは場所からの検索や展示物に配置した番号、またはQRコードの読み取りにより行うものとする。
(6)梨の博物館としての評価の高い展示作品のレベルに対応するガイダンスとする。

5 当該システムの利点

(1)来館者のスマートフォンを利用するため施設での専用端末の購入が不用となり、導入時の初期費用が抑えられる。
(2)WEBを活用し、アプリケーションを使わないシステムであるため将来パソコンのOSの変更や端末の変更による不安がない。
(3)導入後も運営者がコンテンツ内容等の更新・修正容易に行えるためランニングコストを抑えられる。
(4)現在社会基盤として世界的に定着しているWEBを活用したシステムであるため時代遅れの心配がない。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

積極的な営業展開をすることでツアー企画及び団体客の集客促進に努めている。また、国、県、観光連盟等が主催するインバウンド商談会に積極的に参加し外国人観光客の誘客に取り組んでいる。

これまでの取組に対する評価

<評価>
積極的な営業展開等が功を奏し、近年、外国人観光客は増加傾向にある。(平成28年度は鳥取県中部地震で被災し、54日間休館したため前年度と比較して減少した。)
<今後の課題>
今後も外国人観光客が増加することが予想される。また、これまで団体客が主であった外国人観光客がFITと呼ばれる海外個人旅行客へとシフトしていくと思われる。ついては館内展示物等ガイドシステムを導入するなど、外国人観光客への魅力向上を図る必要がある。

財政課処理欄


 情報政策課との協議完了後に再度要求してください。なお、外国人1人あたりの滞在時間等を考慮し、説明項目を厳選し、経費削減を図ってください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 7,211 0 0 0 0 0 0 0 7,211

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0