現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 農林水産部の新品種栽培マニュアル策定試験
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業試験場費
事業名:

新品種栽培マニュアル策定試験

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農林水産部 農業試験場 作物研究室  

電話番号:0857-53-0721  E-mail:nogyoshiken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 1,225千円 8,740千円 9,965千円 1.1人 0.6人 0.0人
30年度当初予算要求額 1,225千円 8,740千円 9,965千円 1.1人 0.6人 0.0人
29年度当初予算額 1,429千円 9,538千円 10,967千円 1.2人 0.6人 0.0人

事業費

要求額:1,225千円  (前年度予算額 1,429千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,225千円

事業内容

1 事業の内容

奨励品種への採用が見込まれる水稲・大豆・麦類の有望品種・系統等について、採用後の円滑な普及と導入農家における生産安定のため、特性を活かした栽培法を確立する。

    また、奨励品種採用後においても栽培上の問題点等について技術対策を策定する。
    (1)水稲新品種「鳥系香122号」の栽培技術確立
    本県育成のカレーに合うお米として平成29年8月に品種登録出願済み。各マスメディアから注目され、今後の活躍が期待されるが、栽培技術が未確立である。
    (2)大豆「東山228号」の栽培技術確立
    大豆有望品種である「東山228号」について、密播適性や晩播適性を詳細に把握する。
    (3)麦類品種の特性把握
    パン用小麦「ミナミノカオリ」の作柄把握及び生育情報の提供。
    (4)主要作物における生育情報提供
    水稲・麦・大豆の主要奨励品種における技術対策検討のために、データ蓄積・解析を行うとともに、出穂期や成熟期の予測情報や生育概況等の情報を現場へ随時迅速に提供する。

2 事業の効果

(1)生産の安定化により新品種の早期普及につながる。
(2)異常気象等に対して技術対策を講ずることにより生産安定に寄与する。

3 成果の活用方法

(1)栽培技術指導指針・栽培技術情報資料等の指導資料への掲載や試験成績・成果報告会、HP等で指導者等へ技術を普及する。
(2)それらを参考に、各JAで栽培ごよみを作成し、全農家に配布することにより、技術の徹底を図る。

4 「鳥取県農業活力増進プラン」における位置づけ

温暖化に対応した品種構成の見直し、品質向上

気候変動に対応した栽培技術の確立

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
良食味、多収、加工適性等の特徴を有する水稲品種の育成・選定を行うとともに、有望系統を品種登録申請
<品種における栽培法の確立>
・水稲「鳥系93号」及び「あきさかり」について、収量・品質を確保するための施肥技術が明らかとなり、現地で普及させる準備が整った。
・二条大麦「しゅんれい」において、刈取り適期の検討を行い登熟過程のデータを蓄積した。。
・コシヒカリや麦類等の生育データや生育時期の予測値を関係機関等へ情報提供し技術指導に活用した。

これまでの取組に対する評価

奨励品種選定に併せて、その栽培方法を明らかにするなど、新品種の栽培技術が確立し、生産者におけるスムーズな品種導入と生産安定に寄与している。
 また、コシヒカリ等の既存品種についても、その年々の生育状況等を現場に情報提供するなどして、施肥判断等の資料としていただくなど、生産安定にも寄与している。
<改善点>
 今後、より大きな気象変動等が懸念される中で、生育状況等の情報整備・提供は重要な業務であり、その情報解析・提供等に努める。
 また、麦・大豆等の水田転換作物における生産者所得安定と自給率向上を目的として、新規需要対応の技術確立も積極的に行う。

工程表との関連

関連する政策内容

市場に打って出る魅力あるオリジナル品種の育成、高付加価値化技術の開発

関連する政策目標

加工適性に優れた豆類、麦類等の選定


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,429 0 0 0 0 0 0 0 1,429
要求額 1,225 0 0 0 0 0 0 0 1,225

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,225 0 0 0 0 0 0 0 1,225
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0