事業名：
先端的農林水産試験研究推進強化事業
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農林水産部 とっとり農業戦略課 研究・普及推進室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト
(A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
| 30年度当初予算額 |
1,236千円 |
16,685千円 |
17,921千円 |
2.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
| 30年度当初予算要求額 |
1,236千円 |
16,685千円 |
17,921千円 |
2.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
| 29年度当初予算額 |
3,922千円 |
16,691千円 |
20,613千円 |
2.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額：1,236千円 （前年度予算額 3,922千円） 財源：単県
一般事業査定：計上 計上額:1,236千円
事業内容
１ 事業の目的・概要
県民ニーズ、生産現場のニーズにあった試験研究を行うため、試験場が取り組む課題、研究成果等について検討、外部評価等を行うとともに、国の試験研究機関への派遣等による研究員の資質向上を図る。また、試験場が育成した品種・開発した特許技術等の知的財産権の管理を行う。
２ 主な事業内容
（１）試験場課題検討会・外部評価委員会議等の開催(842千円）
試験場ごとに関係者を交えて試験課題の検討を行うとともに、第三者からなる「外部評価委員会議」を開催し、試験研究の実施・継続の是非、成果について評価する。
ア 農林水産業産学官技術会議
メンバー：鳥取大学、鳥取環境大学、西日本農研センター、農林水産業団体、産業技術センター、衛生環境研究所、各試験場等）
会議内容：試験研究の役割分担、共同研究・連携協力の促進
開催回数：２回程度／年
イ 試験場課題検討会
メンバー：生産者、農林水産業団体等、学識経験者、試験場長、研究員、普及員等
検討内容：試験研究要望への対応、試験研究の進捗状況・成果等の検討
開催回数：２３回程度／年
ウ 外部評価委員会議
委員の構成 ： 学識経験者、消費者、流通経済界関係者、生産者代表等
評価内容 ： 試験研究の実施、継続、成果の普及状況
開催回数：６回／年（試験場視察１回、事前、中間及び事後評価会５回）。（平成29年度：４回）
評価対象課題数：46課題（平成29年度：30課題）
（２）研究員の長期派遣研修（26千円）
試験場の研究員を国立研究開発法人研究所等へ数週間から３か月間派遣し、高度な技術の習得、資質の向上を図る。
（３）知的財産権（品種、特許等）の取得と維持・管理（248千円）
試験場で開発した品種（育成者権）、特許技術（特許権）等の知的財産権の取得・維持、利用希望者への実施の許諾を行う。
ア 職務育成品種審査会
試験場育成品種の職務発明認定を行うため、外部委員を加えた審査会を開催する。
イ 職務発明の補償金
収入があった特許実施料、登録品種利用料について、職務発明した職員へ規則で定める補償金を支払う。
（４）温暖化対応研究会の取組等
国、気象台、大学、試験場等との連携を生かし、ますます顕著化する温暖化に対し、継続して取組を行う。
３ 予算比較
（単位：千円）
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| 30年度
当初要求額 | 29年度
当初予算額 |
産官学技術会議
試験場課題検討会
外部評価委員会 | 842 | 762 |
| 研究員長期派遣研修 | 26 | 1,300 |
| 知的財産権の取得と維持・管理 | 248 | 943 |
| とっとり農業イノベーション連絡協議会 | 0 | 144 |
試験研究に係る企画調整
（氷温協会特別会員年会費） | 120 | 773 |
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| 1,236 | 3,922 |
４ 前年度からの変更点
「とっとり農業イノベーション連絡協議会」の取組は本事業から切り離し、新事業「鳥取版スマート農林水産業推進事業」に移行。
枠内標準事務費は、事務管理の簡素化のため、とっとり農業戦略課管理運営費に移行。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
１ 外部評価委員会の実施
専門家の意見の反映と県の行政施策との整合性を図り、より効果的な試験研究が実施されるよう事前・中間・事後評価を行った。
２ 研究員の派遣研修
計画５人（各試験場１名）に対して５人を派遣(予定含む)。
３ 知的財産権の取得促進
研究員の知的財産取得の意識啓発のために、研修会等の開催を案内。平成29年度、出願目標件数１件以上に対して特許１件、品種３件出願（予定含む）。
４ 受託・共同研究の推進
受託・共同研究を１件契約。現在、継続研究も含め２件実施中。
５ 温暖化対応研究会
委託事業「温暖化における鳥取県内のナシ産地適地の将来予測」の研究成果を生産者に研修会等で周知を図った。
６ とっとり農業イノベーション連絡協議会
スマート農業部会を新設。らっきょうの機械開発に向け、調整中。
これまでの取組に対する評価
１ 外部評価委員会の実施
外部評価委員の意見を受け試験研究のブラッシュアップを図った。
２ 知的財産権の取得促進
育成されたナシやカキ、シバなどの新品種について、現地への普及が進んでいる。今後も、品種登録を中心とした知的財産権の取得が期待される。
３ 温暖化対応研究会
研究会委託事業により、県内のナシ栽培適地の将来予測でき、これを元に、温暖化に対応したナシ品種育成の動きにつながった。
４ とっとり農業イノベーション連絡協議会
他分野との連携により、らっきょう機械の開発に向け検討が進んだ。
工程表との関連
関連する政策内容
鳥取県農業活力増進プランに位置づけた研究課題の調査・把握。試験研究の効率的な実施及び成果の普及・活用の取組支援
関連する政策目標
外部評価委員会に諮る全研究課題の評価を「◎」を５０％以上とする。
財政課処理欄
要求額の財源内訳(単位：千円)
| 区分 |
事業費 |
財源内訳 |
| 国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 前年度予算 |
3,922 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
284 |
0 |
3,638 |
| 要求額 |
1,236 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
350 |
0 |
886 |
財政課使用欄(単位：千円)
| 区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 計上額 |
1,236 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
350 |
0 |
886 |
| 保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |