現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 観光交流局の未来に引き継ごう!県民の歴史資産「三徳山」調査活用推進事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

未来に引き継ごう!県民の歴史資産「三徳山」調査活用推進事業

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観光交流局 観光戦略課 総務企画担当  

電話番号:0857-26-7421  E-mail:kankou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 6,171千円 3,973千円 10,144千円 0.5人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 4,021千円 3,974千円 7,995千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:6,171千円  (前年度予算額 4,021千円)  財源:単県 

一般事業査定:ゼロ 

事業内容

1 事業概要

鳥取県を代表する文化財である三徳山について、地元関係者と連携し、調査研究を進めると共に、保全管理の取組、観光振興やまちづくりへの活用を推進する。

2 背景

・平成18年11月に世界遺産登録提案書を文化庁へ提出、継続審査となったのち平成19年1月に再提出。審査の結果、主題の再整理、構成資産の組み換え、更なる比較検討等により、内容の大幅な見直しが必要とされた。

    ・課題をクリアするための基礎となる知見の集積が必要であり、当面は国内の類似資産との比較研究や、山内遺構の調査研究を中心に取組みを続けている。

    ・なお、平成27年4月に日本遺産に三徳山・三朝温泉が「六根清浄と六感治癒の地 〜日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉〜」として認定された。

3 事業内容

三徳山世界遺産登録運動推進協議会を中心に関係者が連携し、調査研究、保存活用、機運醸成及び情報発信を行う。

(1)調査研究 5,329千円(2,429千円)
普遍的な価値の証明のため、関係者と連携しながら、基礎的な調査、比較研究、研究結果の総括等を行う。

事業
 要求額
総括的研究(調査報告書とりまとめ)
711(711)
中部の中世寺院に関する研究
標準事務費対応
三朝町の発掘調査支援
4,618(1,718)
※1/3補助
    (2)機運醸成・情報発信  715千円(715千円)
    ・三徳山の調査研究成果を普及啓発し、県内の保全活用の機運を醸成する。

    ・パネル展実施など県外で情報発信を行う。
    事業
    要求額
    ○三徳山に係る情報発信経費
      ・パネル展、専門家によるトークイベント等
    315(315)
    ○文化資産学習会開催支援
      ・助成金額
        定額(上限5万円)
      ・補助対象事業
        三徳山や地域の文化資産を学ぶために開催される学習会
      ・事業主体
        学習会を主催する団体
    400(400)
    ○情報発信
    標準事務費対応
    ※このほか、三朝町や三徳山を守る会などが、三徳山講座、御幸行列等の取組を独自に実施

    (3)保存管理活用 127千円(127千円)
    地元が中心になって行う行者道の保全活動など保存管理活用の取組に対して、有識者を招聘し、助言、指導など支援を行う。

    (4)三徳山世界遺産登録運動推進協議会の開催
     (標準事務費対応)
    世界遺産登録推進に向けた取組について協議し、関係者で連携した取組を推進する。

    ※三徳山世界遺産登録運動推進協議会

    三徳山の世界遺産登録に向けた調査の実施及び気運の醸成について、総合的な視点から協議し、関係者が連携して三徳山世界遺産登録運動の推進を図る目的で設立された(平成16年3月)。三徳山世界遺産登録に向けた調査研究、情報発信や、県民の遺産としての三徳山の保存・保護に向けた取組に関し、取組方針の協議・決定などを行う。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


○これまでの取組状況
平成20年9月の審査結果を踏まえ、調査研究、保存管理、情報発信等の取組みを行ってきた。

○調査研究
三朝町が実施する発掘調査を支援するとともに、これまでの調査成果を整理し、総合調査報告書を編纂するため、専門家の招致等を実施。

○保存管理
三朝町、三徳山を守る会により実施。行者道修復事業や文化財の新規指定、一斉清掃等のほか防災対策、盗難対策を実施。

○情報発信
一般県民を対象にした学習会の支援、シンポジウムの開催等、三徳山の価値を認識してもらうための取組み実施。

これまでの取組に対する評価


町と県が連携し調査研究を着実に実施しており、今後も継続することが重要。また、イベント開催、学習会の支援等を行い、県内外で三徳山の価値を学び保全活用していく機運を醸成していくことが必要。

○調査研究
これまでの調査研究の成果をとりまとめた「総括報告書」を町が作成中。県教委が支援(平成23年度〜29年度)

○情報発信
26年度は、国立公園編入を受け、三徳山の自然と歴史文化、27年度は日本遺産認定により三朝温泉等もあわせて情報発信。

財政課処理欄


 再び世界遺産登録の申請を行うために、いつまでに何をしなければならないのかロードマップを示してください。
一方で、平成20年9月の審査結果を踏まえて行ってきたこれまでの取組の成果を総括・評価したうえで、世界遺産再申請が見込める段階となったときに改めてそれに向けた予算を検討することとします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 4,021 0 0 0 0 0 0 0 4,021
要求額 6,171 0 0 0 0 0 0 0 6,171

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0