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平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

モンゴル中央県交流推進事業

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観光交流局 交流推進課 東アジア交流担当  

電話番号:0857-26-7122  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 3,480千円 6,356千円 9,836千円 0.8人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 5,734千円 6,356千円 12,090千円 0.8人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 4,463千円 6,358千円 10,821千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,734千円  (前年度予算額 4,463千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:5,330千円

事業内容

1 事業概要

モンゴル中央県との協力関係を発展させるため、農業技術研修員の受入、農業専門家の派遣、並びに平成26年度に創設した奨学金制度により中央県出身者の県内大学への留学を支援するとともに、中央県の日本語学級生と青少年交流及び医療専門家を中央県に派遣する等の医療交流事業を実施する。

2 事業の目的・背景


    ●本県とモンゴル中央県は1997年の友好交流関係を構築して以来、農業、行政分野を中心に交流を進めている。

    ●2007年の友好交流10周年に締結された覚書では、農業技術交流や行政実務研修生の受入を今後も継続するとともに、新たに医療交流や実務レベルの協議会を開催することで合意している。

    ●この覚書に基づき、農業研修員、行政実務研修生の受入及び農業専門家、交流協議団の派遣を行っている。

    ●2013年10月の北東アジア地方政府間サミットの際に行った二地域間の首長会談において両県の交流を担う人材育成の必要性について一致、2014年に奨学金制度を創設し中央県出身者を県内大学に受入れている。2018年3月に同学生が卒業するため、4月から1名受入予定。

    ●また、2016年から日本語を学習しているモンゴル中央県の学生と鳥取県内の学生との青少年交流を実施しており、2018年は中央県の日本語学級生を受入予定。

3 事業内容


(1)医療専門家派遣  1,136千円(1,136千円)
これまでの本県が実施した中央県での医療交流事業は現地において高く評価されているところ。本年度は、モンゴルにおいて発展途上にあり、かつ、中央県側のニーズの高い母子医療分野等での交流を検討する。

派遣時期
9月上旬(1週間程度)
受入人員
医療関係者等2名
経費負担
〔渡航費、滞在費〕鳥取県負担
予算
1,136千円(特別旅費等)


(2)農業研修員受入  697千円(382千円)
●農業研修員受入
 モンゴル中央県から農業指導者である公務員を受け入れ、野菜の生産技術の更なる向上を図る研修を行うほか、本県の農業施策や効率的な指導方法を習得させる。

受入時期
9月〜11月(2ヶ月程度)
受入人員
1人(既に基礎知識・技術を習得している者)
経費負担
〔渡航費〕中央県負担
〔県内滞在費、研修費〕鳥取県負担
予算
 382千円(特別旅費、生活補助費等)

●農業大学校90周年事業への元研修員招聘
 農業大学校はモンゴル農業研修員の受入研修機関であり、平成10年の受入当時から研修員の指導等を行っている。
 H30年12月に農大90周年記念式典が開催される予定で、同式典に元研修員を招聘し、成果発表を行う。

受入時期
12月(1週間程度)
受入人員
2人(元研修員でモンゴルで農業普及に貢献する者)
経費負担
〔渡航費、県内滞在費〕鳥取県負担
予算
 315千円(特別旅費等)


(3)農業専門家派遣 0千円(400千円)
 園芸試験場、農業改良普及所等の専門家を中央県に派遣し、研修員とともに農業指導講習会を開催し、中央県の農業レベルの底上げ、鳥取県の知名度向上を図るとともに、研修員が指導者として自立できるよう支援する。
 ※派遣事業は隔年実施。29年度に派遣したため、30年度は実施しない。
(4)行政実務研修生受入 460千円(460千円)
 モンゴル中央県、市町村の行政職員を受け入れ、本県の行政制度についての研修を通じて行政資質向上を図るとともに、本県との交流において中心的な役割を担う人材の育成を図る。

受入時期
2月中旬(1週間程度)
受入人員
3名
経費負担
〔渡航費〕中央県負担
〔県内滞在費〕鳥取県負担
予算
460千円(特別旅費等)


(5)留学生支援鳥取県奨学金 2,239千円(1,940千円)
 将来、鳥取県のパートナーとなり、両地域間の交流のコーディネーターとなりうる中央県出身の優秀な若者に対して奨学金を給付する。

受入時期
4月〜3月(1年ごとに要求)
受入人員
1名
経費負担
〔渡航費〕中央県負担
〔学費、生活費、検定料等〕鳥取県負担
※日本政府(文部科学省)奨学金留学生(学部生)と同額
※現在受けれいている留学生が3月に卒業し、4月から新たに受け入れるため、入試に係る検定料と入学金が必要
予算
2,239千円(補助金・負担金)


(6)青少年受入 600千円(0千円)
 平成28年度から実施。中央県内の日本語履修生を鳥取県に受け入れ、日本文化の体験、県内学生との交流などを行い、中央県との交流を推進する(受入と派遣を隔年で実施)。
 ※28年度に受入(510千円)、29年度は20周年記念事業として派遣(2,089千円)

受入時期
7月中旬頃
受入人員
7名(学生6名+引率1名)
経費負担
〔渡航費〕中央県負担
〔滞在費、交流経費等〕鳥取県負担
※鳥取県モンゴル中央県親善協会に委託
予算
600千円(委託料)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・1995年よりこれまで、主に農業分野で計24人の技術研修員を受け入れ、研修を行った。(なお、2008年から研修期間を半年から2ヶ月間に縮小変更。)

・1997年より行政実務研修生を受入を開始し、これまで58名の研修生を受け入れ、税務、法務、登録制度といった様々な分野で研修を実施。H28年度は医療分野の研修を実施した。

・2013年10月の北東アジア地方政府間サミットの際に行った二地域間の首長会談において両県の交流を担う人材育成の必要性について一致、2014年に奨学金制度を創設し中央県出身者を県内大学に受け入れたところ。

・近年モンゴルで大きな問題になっている子供のむし歯罹患率改善を図るため、県内から歯科衛生士等の医療専門家を派遣した。

これまでの取組に対する評価

・過去の農業研修員の多くは、鳥取での研修成果を活かして地域の指導的立場で農業発展に奮闘するとともに、鳥取県とのパイプ役としても活躍している。

・行政研修生受入は、中央県の行政力向上に寄与するとともに、鳥取県への理解の促進、人的ネットワークの形成、更なる友好関係の構築に寄与している。

・2014年より奨学金制度により受け入れた中央県出身の留学生は、中央県からの文化、芸能交流団の受入れに当たっての随行業務や県内で実施された国際交流イベントでモンゴル文化を紹介する等、両県の交流の架け橋として活躍している。

・医療専門家の派遣を行い、現地での口腔衛生の状況を把握することができ、また、その改善のための予防活動の提起ができた。

財政課処理欄


農業大学校90周年事業への元研究員招聘は、必要性が不明です。
実績等を勘案し、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 4,463 0 0 0 0 0 0 0 4,463
要求額 5,734 0 0 0 0 0 0 0 5,734

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 5,330 0 0 0 0 0 0 0 5,330
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0