事業概要
例年のゴールデンウィーク期間中、鳥取砂丘周辺では観光客による渋滞が発生し、国道9号まで渋滞が伸び、一般生活にまで影響が及んでいるところ。
- 渋滞要因の根本的な問題である駐車場不足を解消するため、平成30年度に新規の臨時駐車場(岩戸及び福部町総合支所)を鳥取市が開設し、現在鳥取市が負担している交通誘導員に係る費用の一部(県道部分及びオアシス広場(県有地))について、県での負担を行う(役割分担の見直しを行う)。
- また、渋滞時間の分散を図る目的で、砂丘周辺の渋滞状況をライブカメラでWEB配信する。
事業経緯
平成17年度より鳥取市周辺(白兎海岸付近、鳥取砂丘付近)の渋滞緩和を目的に、鳥取市周辺渋滞対策検討協議会を設立(構成員:国、県、県警、鳥取市)
平成21年に開催された世界砂像フェスティバルにより渋滞長が6km(賀露町跨線橋)を超えたことから、それ以来、鳥取砂丘の渋滞対策に取組んでいるところ。
例年、誘導看板、チラシのソフト対策等を試みているところであるが、根本的な駐車場不足により、渋滞状況は平行線であり、年々砂丘の観光客も伸び悩んでいるところ。(砂丘周辺での滞在時間が延びている)
また、平成30年以降、東京ディズニーランドのエレクトリカルパレードを企画している企業が指定管理者となるなど、今後、集客力が上がり、更に混雑が発生する可能性がある。
そこで、ゴールデンウィーク期間中、現在の臨時駐車場に加え、新たな臨時駐車場の開設を行い、渋滞解消を図ると共に、観光客の増加に繋げる。また、渋滞対策の役割分担を見直し、県道及びオアシス広場開設に伴う交通誘導員の配置を県負担で実施する。
事業内容
県道及び県有地に係る誘導員経費一式
C=2,819千円
C= 105千円