これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○本事業では、平成27年4月、平成28年4月、平成29年4月の計3回、商業ベースでの運航可能性について検証を行ってきた。
○平成29年4月の運航では、乗船率及び採算性の向上を目指し、全区間で旅行商品造成の取組みを強化したが、旅行商品価格が上昇したことより乗船客が減少し、商業ベースでの運航は難しいとの判断に至った。
○平成30年4月の運航は、鳥取・島根両県のジオパーク連携事業とし、「山陰海岸ジオパーク」と「隠岐ジオパーク」「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」の情報発信や交流促進、両県ジオパークへの誘客を図る取組みとして実施した。
これまでの取組に対する評価
・B区間(鳥取港〜西郷港)は隠岐からの誘客には効果的な区間である一方、A区間(七類港〜鳥取港)、C区間(西郷港〜七類港)は、陸路や定期航路との競合等により、乗船しにくい区間であり、運航を継続するためには、行政の支援が必要である。