現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 観光交流局の「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」創造事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」創造事業

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観光交流局 観光戦略課 総務企画担当  

電話番号:0857-26-7421  E-mail:kankou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 10,423千円 3,973千円 14,396千円 0.5人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 10,423千円 3,973千円 14,396千円 0.5人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 7,014千円 1,590千円 8,604千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:10,423千円  (前年度予算額 7,014千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:10,423千円

事業内容

1 目的・事業概要

高齢人口の増加、TOKYO2020に向けた全国的なユニバーサル化推進のなか、拡大が見込まれるユニバーサルツーリズム市場を(他県に先駆けて)開拓し、鳥取県観光の成長産業化を進めるため、「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」を目指し、ユニバーサルツーリズムを推進する。
    • この新たな客層の取込みに向けて以下の取組を進める。
      1. ユニバーサル情報を付加したアプリ等を活用し、「誰もが楽しめる」県内観光地情報の発信、パワーブロガー等による戦略的情報発信 等
      2. 地元金融機関と連携し、宿泊施設等経営者にユニバーサル化をビジネス展開するために必要なノウハウ習得支援と中長期的な経営支援を進める。
      3. 10周年を迎える「皆生・大山SEA TO SUMMIT」で障がいのある人も参加できるユニバーサルエコツアーを開催し、新規メニュー造成等障がいのある観光客の受入れ環境を整備する。

2 ユニバーサルツーリズムの現状と課題

【ユニバーサルツーリズムの市場性】
◎人口減少・高齢者の増加
  • 日本の総人口に占める高齢者割合の増加
    2010年
    2040年
    2060年
    23%
    36%
    40%
  • シニアでも旅行ができると仮定した場合、潜在需要(加齢等で旅行を諦めている 65 歳以上)が見込まれることから、ユニバーサルツーリズムの市場規模は年々増加
    2015年
    2020年
    2030年
    3 兆 5,410億円
    3兆 9,260億円
    4兆 3,570億円
◎外国人宿泊者数の増加
  • 訪日外国人観光客数が2,000万人に達する中、国としても観光を成長戦略の大きな柱の一つと位置付け。
  • 外国人観光客1人当たりの平均支出額は約15万円。日本人1人当たりの年間消費金額を約124万円とすると、外国人観光客が8人来日すれば、人口が1人増えたのと同等の効果を生む計算
    現時点実績値
    「観光立国推進基本計画」目標値
    2020 年
    2030 年
    訪日外国人
    旅行者数
    2,120万人
    (2017.11現在)
    4,000 万人
    6,000 万人
    訪日外国人
    旅行消費額
    3.7兆円
    (2016年)
    8兆円
    15 兆円
    地方部での外国人延べ宿泊者数
    2,845万人泊
    (2016年)
    7,000 万
    人泊
    1億 3,000 万
    人泊
    (参考)日本人
    国内旅行消費額
    20兆円
    (2016年)
    21兆円
    22兆円

◎障害者差別解消法(H28.4.1施行)
  • 差別的取扱い(正当な理由なく障がいを理由にサービスの提供を拒否することなど)、合理的配慮の不提供(障がい者の求めに応じて筆談や読み上げなどの可能な範囲の配慮を行わないことなど)を禁止。
  • ※事業者については合理的配慮は努力義務

⇒この成長市場を地域へ取り込むことは、閑散期やウィークディの観光入込、新たな観光消費にもつながり、本県の観光産業全体を底上げするもの。

【県内における課題】
◎ユニバーサルツアーに関する情報収集・ターゲット層への効果的な情報発信が不十分
  • 障がい等の特性・程度に応じて旅行時に必要となる設備やサービスに関する情報も異なることから、各個人が必要とする情報を発信することが必要。
  • (本来ならば、各地域にバリアフリーツアーセンターを設置し各個人に応じたオーダーメイドの情報提供を行うことが望ましいが、そのような受入拠点を県内に展開することは容易ではない)
    • (1)「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」発信事業
◎高齢者・障がい者等が安心して宿泊できる環境の整備が不十分
  • 県内観光関連事業者等において、ユニバーサルツーリズムの市場性、将来性への認識が十分ではない。特に、車いす利用者、足腰に不安を抱えるシニアの旅行を可能とするためには、まず旅の拠点となる宿泊施設の受入体制を整備する必要がある。
    • (2)ユニバーサルツーリズム・インキュベート事業
◎新たな旅行需要の創出・新しいツーリズム開拓の必要性
  • 鳥取の自然を体感するエコツーリズム商品は、比較的体力を必要とする商品が中心であるため、裾野を広げ、高齢者、障がい者も参加できる(体力面への配慮、より地域の文化・歴史に重点をおいた)エコツーリズム商品を開発すると新たな需要を取り込める。
    • (3)「誰でもSEA TO SUMMT」(仮称)実施事業

3 これまでの取組状況

平成28年度から、観光資源やユニバーサル環境整備状況等を考慮し、旅行会社、障がい者、高齢者団体等の意見を踏まえたモデルコースの設定を行ってきたところ。(平成29年度末までに10ルート策定が完了予定)
  • このほか、高齢者や障がいのある方も楽しく観光いただけるコースを情報誌やホームページにより発信するほか、宿泊施設への現況調査、ソフト・ハード両面でのユニバーサル化対応に向けたアドバイス事業を実施。
    (参考)鳥取県地方創生総合戦略(抜粋)
      「女性、高齢者、障がい者など多様な主体が輝く地域づくり」として、観光施設等のバリアフリー化(ソフト、ハード)を進めるとともに、障がいのある方も楽しく観光いただけるルート設定や情報発信に努める等、おもてなしの態勢を整えます。
    <重要業績評価指標(KPI)>
      バリアフリー観光ルートの設定:3ルート(H26)⇒10ルート(H31)

  • 平成29年度事業「高齢者、障がい者等に優しい旅づくり推進事業」を拡充
  • 4 要求内容

    地方創生推進交付金充当事業 
    事業区分
    予算要求額
    H29年度
    H30年度
    (1)
    「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」発信事業
    1,400
    5,535
    ユニバーサル情報共有アプリによる全世界への情報発信
    0
    1,404
    【新規】
    パワーブロガー等による戦略的情報発信
    0
    2,731
    【新規】
    ユニバーサル情報誌制作
    1,400
    1,400
    【廃止】
    旅行会社による企画募集ツアーの造成・販売
    2,160
    0
    (2)
    ユニバーサルツーリズム・インキュベート事業
    0
    3,888
    【新規】
    (3)
    「誰でもSEA TO SUMMT」(仮称)実施事業
    0
    1,000
    【新規】
    【廃止】
    魅力的な「バリアフリーの宿」創出アドバイザー事業
    2,574
    0
    【廃止】
    魅力的なツアーコースの造成・販売事業
    880
    0
    合計
    7,014
    10,423

    (1)「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」発信事業

    「誰もが楽しめる観光地・鳥取県」の知名度向上を図るため、アプリやSNS、パンフレット等の情報媒体を活用し、ターゲットの属性やニーズに合わせた効果的な情報発信を行う。
    ア ユニバーサル情報共有アプリによる全世界への情報発信
    【新規】
    1,404千円(0千円)[債務負担行為]
        • 障がい者や高齢者、外国人など、多様なユーザーが旅行時に求める情報を地図上で共有するアプリサービスを導入。
        • 旅行者がストレスなく快適に観光できるよう、観光情報、ユニバーサル環境整備状況(発着地となる交通拠点、観光施設、宿泊施設、飲食施設等)、交通案内(UDタクシー配車機能)等を掲載。(日本語・英語対応)
        • ※同アプリは、日本財団が(株)ミライロに企画・開発を委託したユニバーサル情報投稿アプリ「BMAPS」内に本県特有コンテンツを導入するもの。
        イ パワーブロガー等による戦略的情報発信【新規】
    2,731千円(0千円)
        • クチコミでの旅行情報入手が主流であるため、障がい者等関係者や旅行市場に影響力のあるパワーブロガー等のインフルエンサーを招聘し、四季折々の鳥取の魅力を体感するユニバーサルツアーの体験をSNS等において発信。
        • ※ユニバーサル観光支援団体に委託実施

        ウ ユニバーサル情報誌制作【継続】
    1,400千円(1,400千円)
        • モデルコース及び県内の観光施設等ユニバーサル情報等を掲載した情報誌の作成。
        • インターネットを使用しないシニア層への情報発信や旅行商品化に向けてのプロモーションに活用。
        • 県内各交通機関・観光案内所のほか、県外本部・地元金融機関の県外支店等において配布。
        • ※ユニバーサル観光支援団体に委託実施

    (2)ユニバーサルツーリズム・インキュベート事業【新規】

    3,888千円(0千円)[債務負担行為]
  • ユニバーサル化による経営の成功事例を創出するため、経営コンサルタント・金融機関・ユニバーサル建築等の専門家で構成するインキュベートチームにより、ユニバーサル化に将来性を見出している旅館等経営者を集中的に支援。
  • ユニバーサル化に取り組むメリットや先進成功事例、ビジネス展望、具体的なユニバーサル化対応策を提示するとともに、事業化に向けて中長期の経営相談等を行う。
  • この取組による経営改善・お客様の評価等の成果は、県が展開するユニバーサルツーリズム推進の宣伝材料として活用する。
  • ※コンサルサント事業者に委託実施 (参考)インキュベートとは・・・
      培養。保温して育成すること。設立して間もない企業や起業家などへの支援・育成。
  • (3)「誰でもSEA TO SUMMIT」(仮称)実施事業【新規】

    1,000千円(0千円)
  • 「皆生・大山SEA TO SUMMIT2018」において、本競技コースとは別に、体力に自身がない方でも参加できるコースを設置し、高齢者、障がい者等の希望やアイデアを拾いあげ、「バリアフリー」を謳わない、「バリアアリ」を楽しむ新たな旅のあり方を提案。
  • この「皆生・大山SEA TO SUMMIT2018」を契機として、将来的には、受け地(体験プログラム提供事業者)の意識改革、新規メニュー造成につなげ、普段「バリア」と捉えている障がい等による不都合を新しい視点から捉えた鳥取にしかない特徴や魅力を活かしたエコツアーとして提供する。
  • 実施方法は検討中

  • これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

     高齢者、障がい者等に優しい旅づくりを推進するため、魅力的なユニバーサル観光ルートを設定するとともに、情報発信の充実を図ってきたところ。(ユニバーサル観光支援団体に委託実施)

    【取組の成果】
    ●ユニバーサル先進地視察(H28.6.24〜25福島(バリアフリーツアーセンター)、H28.7.13〜14伊勢・志摩(全国サミット))
    ※県担当課と県内ユニバーサル観光に携わるNPO職員が参画。

    ●ユニバーサル観光地おもてなし講演会の開催(H28.10.25)
     観光サービス業や交通事業従事者等を対象とし、ユニバーサル化によるビジネスチャンス創出及び障がいのある方や高齢の方などの「旅のお手伝い」ができる人材育成のための講演会を開催。

    ●ユニバーサルツーリズムモデルコースの策定等(平成28・29年度)
     観光資源やユニバーサル環境整備状況等を考慮し、旅行会社、障がい者、高齢者団体等の意見を踏まえたモデルコースを設定。

    <モデルコース設定実績>東/中/西部の各地区内を巡る1泊2日コース計3コース

    ●旅行会社によるツアー造成・販売へのはたらきかけ、 モニターツアー催行(平成28・29年度)

    <モニターツアー催行実績>東/中/西部の各地区2本 計6本

    ●ユニバーサルツアーに関する情報発信(平成28・29年度)
    ユニバーサル街歩き情報発信誌「てくてく日和」に、モデルコース、モニターツアー状況等を掲載するほか、ユニバーサル観光情報誌「鳥バリ」を制作。

    これまでの取組に対する評価

    地方創生総合戦略において、平成31年度までにユニバーサル観光ルートを10ルートに増やすことを目標としており、平成28年度は3ルートを設定済み、平成29年度は県内周遊する4ルートを設定予定

    ⇒前倒しでKPI達成見込み。

    工程表との関連

    関連する政策内容

    魅力ある観光地づくりと戦略的観光情報の発信

    関連する政策目標

    中部地震で落ち込んだ観光需要の回復、観光キャンペーンの展開等による鳥取県の認知度の向上、サイクリング等ニューツーリズムの推進


    財政課処理欄


     「誰でもSEA TO SUMMIT」は大山開山1300年祭の一環として開催し、その後の事業実施はH30の状況により判断します。
    財源に、鳥取元気づくり推進基金を充当します。

    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 7,014 0 0 0 0 0 0 0 7,014
    要求額 10,423 5,211 0 0 0 0 0 0 5,212

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 10,423 5,211 0 0 0 0 0 5,212 0
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0