これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
職員の健康管理・健康増進対策は、人的基盤の整備という観点から治安対策の一翼を担うものであり、組織的に各種対策を推進する。
<取組>
(1)メンタルヘルス相談員(精神科医)の委嘱や産業医・健康管理医の活用により、職員が安心して心と体の健康相談を受けられる体制づくりに取り組んでいる。 (2)メンタルヘルス対策として、各種研修会を通じた教養、幹部向けセミナー、本部及び警察署における健康講話を実施している。
(3)保健師1人に加え、西部地区を担当する非常勤の看護師1人を配置し、職員に対する適切な保健指導、健康相談を実施している。
(4)メンタルヘルス不調による長期休業者の円滑な職場復帰と再発防止向けて職務復帰支援を実施している。
(5)毎月安全衛生委員会を開催し、健康管理対策、職場環境の改善等に向けて取り組んでおり、状況に応じて、産業医等に参加を求めている。
(6)長時間勤務者に対して、産業医等による確実な面接指導を義務づけるなど、過重労働対策を推進している。 (7)労働安全衛生法に基づくストレスチェックについて、職場環境の改善に向けた集団分析を行うなど、効果的な対策を行っている。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
警察の組織力を維持するためには、職員の健康管理・健康増進対策が必要不可欠であり、産業医等や保健師による健康指導、健康相談体制の確保、ストレスチェックの適切な実施や機会を捉えた教養などのメンタルヘメス対策、長期休業者の抑止や円滑な職場復帰に向けた取組などについて、より一層の充実・強化を図る必要がある。