これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【交番相談員】
<政策目標>
「交番勤務員の不在時間解消」と「パトロールの強化」という住民ニーズに対応するため、交番相談員を配置している。
<取組>
(1) 交番相談員は、交番に常駐することにより、地理案内、遺失・拾得物の受理、事件・事故発生時の警察官への連絡などを行い、警察官をパトロールの強化等に当たらせている。
(2)平成20年度から県下16交番にそれぞれ2人の交番相談員を配置(計32人)し、日中における交番相談員の不在を解消した。
【スクールサポーター】
(1)平成18年度に鳥取、倉吉、米子署に各1人を配置し3人体制で運用開始。平成20年度に鳥取、米子署に各1人を増員、平成24年度に鳥取、米子署に各1人を増員、平成25年度に倉吉、米子署に各1人名、平成28年度に鳥取署に1人を増員し、計10人で活動をしている。
(2)小学校126校、中学校61校、高校34校、支援学校10校(合計231校)を対象として、一人当たり20〜25校を受け持ち、学校等における児童の安全確保、非行防止・犯罪被害防止教育の支援、少年の非行防止と立ち直り支援、地域安全情報等の把握と提供等、少年の健全育成と併せて学校の健全化を支援する活動を行っている。
これまでの取組に対する評価
【交番相談員】
<自己分析>
交番相談員を全交番に2人を配置したことにより、土日祝日を含め、日中は常時交番相談員が配置されることとなり、交番が「生活安全センター」の機能と役割を果たし、また、現場警察官の街頭活動の強化にも繋がっている。
【スクールサポーター】
<自己分析>
増員等により、サポーター個々が担当する学校数は減ったものの、学級崩壊などの問題を抱える学校から駐留を希望される場合や、いじめや問題行動等深刻な相談を受けるなど、一過的な対応では解決できない困難な事例が増加し、問題の除去、解決に時間を要する。
引き続きスクールサポーターによる学校訪問活動、教職員との情報共有、児童生徒及び教職員に対する指導、助言等の活動を一層強化し、学校と警察との組織的連携により、非行防止・立ち直り支援の継続的な活動やいじめ事案に対する迅速・的確な対応等に取り組んでいく必要がある。