(1)風しん抗体価検査
ア 医療機関検査(国庫補助1/2)
<実施主体> 鳥取県(各保健所において地区医師会に委託)
<対象者:無料>
検査を希望する者で、次のいずれかに該当する者。ただし、過去に風しん抗体価検査を受けたことがある者、風しんの予防接種歴がある者、検査で確定診断を受けた風しん既往歴がある者は除く。
・ 妊娠を希望する女性
・ 妊娠を希望する女性の配偶者(内縁を含む)などの同居者(生活空間を同一にする者)
・ 風しんの抗体価が低い妊婦の配偶者(内縁を含む)などの同居者(生活空間を同一にする者)
[今回追加(単県)]
・ 昭和34年4月1日から昭和62年10月1日までの間に生まれた男性
※厚生労働省は、平成31年度から対象することとして概算要求中であり、本県では国に先行して実施するもの
イ 保健所検査
<実施主体> 鳥取県
<対象者>
(ア) 無料対象者(国庫補助1/2)
医療機関検査の無料対象者と同様。
(イ) 有料対象者
検査を希望する者のうち、(1)の無料対象者以外の者
(2)風しんワクチン接種費用助成(単県)
<対象者>
・ 妊娠を希望する風しん抗体価の低い女性
・ 妊娠している女性の配偶者(内縁を含む)
[今回追加(単県)]
・ 妊娠している女性の同居者
・ 妊娠を希望する女性の配偶者及び同居者(抗体価の低い者)
<実施主体及び考え方>
・ 実施主体は市町村。市町村負担額の1/2を県が補助
・ 県補助上限額4,000円(麻しん風しん混合ワクチン費12,000円の1/3相当額)
(3)普及啓発(単県)
<啓発対象>
20歳代〜50歳代(ワクチンを接種していないもしくは1回接種の世代)をターゲットにして、県内に広く配布される情報誌に広告を掲出し、啓発を行う。
<啓発内容>
・先天性風しん症候群を防ぐため、妊娠を希望する女性や配偶者等の同居家族は風しん抗体価検査を受検すること、検査の結果、抗体価が低いと判明した者はワクチンを接種すること。
・鳥取県では抗体価検査の無料実施、ワクチン接種費用助成を実施していること。
・風しんが疑われる症状がある場合は、事前に医療機関に相談した後、受診すること。