現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 元気づくり総本部の男女共同参画普及啓発事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

男女共同参画普及啓発事業

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元気づくり総本部 女性活躍推進課 男女共同参画センター  

電話番号:0858-23-3901  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算要求額 5,818千円 12,712千円 18,530千円 1.6人 1.2人 0.0人
29年度当初予算額 5,818千円 12,717千円 18,535千円 1.6人 1.2人 0.0人

事業費

要求額:5,818千円  (前年度予算額 5,818千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業内容

男女共同参画を推進するための理解者やリーダー的立場の者を増やしていくための普及啓発・人材育成及び推進団体等の活動を支援する。

    (1)講座の開催(普及啓発) 1,880千円(1,880)

    ア 家庭円満のためのコミュニケーションを学ぶ 630千円(0)

    家庭円満のためのコミュニケーション開催事業

      相談対応の中から見えてきた夫婦間・家族間のコミュニケーション不足に起因するさまざまな課題の解決に向け、人間関係づくりの基本となるコミュニケーションの大切さ、うまくいくコツ、解決のための鍵などを学ぶ講座をシリーズ(3回)で実施する。

      ・コミュニケーション講座(想定例)

       〔1回目〕落語でコミュニケーションの大切さを学ぶ

       〔2回目〕夫婦円満のためのコミュニケーションの取り方を学ぶ

       〔3回目〕アサーティブで家庭円満コミュニケーションの取り方を学ぶ

    イ 男女共同参画理解者の裾野の拡大 800千円(1,430)

     ○共同参画時代の自分磨きセミナー

      より多くの県民に男女共同参画に興味を持って気軽に学んでもらえる機会を提供する。

    ウ イクメン・ケアメン養成セミナー支援事業 450千円(450)

      企業の社内研修に男性の家庭進出を題材を取り入れ職場における男性の家庭進出の機運の醸成を図る。


    (2)講座の開催(人材育成) 1,766千円(1,766)

    ア 普及啓発の担い手となる人材の育成、女性のエンパワメント・リーダーの養成  1,148千円(1,148)

    ○男女共同参画推進人材育成協働事業

    イ 女性の人権を守るための関係者の意識向上618千円(618)

    ○相談に関わる人たちのための講座


    (3)活動支援 2,172千円(2,172)

    ア よりん彩活動支援事業補助金 1,960千円(1,960)

    ○公開講座(対象13企画)

    県民が企画し、一般に公開して開催する講演会等の開催を支援

    ・支援内容:講師謝金・旅費、会場使用料

    ○研修支援講座(対象8企画)

    小規模グループで開催する自主学習会等の開催を支援

    ・支援内容:講師謝金・旅費、会場使用料

    ○若者企画講座(対象1企画)

    学生等が主催する男女共同参画推進事業を支援

    ・支援内容:講師謝金・旅費、会場使用料

    ○調査研究等事業(対象1企画)

    調査研究及び活用できるデータ資料の作成

    ・支援内容:旅費、通信運搬費、消耗品等

    ○出前講座

    自治会・学校・企業などによりん彩スタッフを研修講師として派遣

    イ よりん彩学びのサロン 62千円(62)

    市町村担当者が男女共同参画に関する理解を深め担当業務に関する情報交換・共有ができるネットワーク構築の場の提供。

    ウ よりん彩記念日フォーラム事業 150千円(150)

    よりん彩開設日を記念して、男女共同参画の理解促進・ネットワークづくりを推進するためのフォーラムを開催する実行委員会を支援。

2 背景・目的

○ 男女の人権の尊重と社会の変化に対応できる豊かで活力ある社会の実現のため、男女共同参画社会づくりが重要課題。
○ 少子高齢化社会を乗り切るためには、様々な分野における男女共同参画の推進が不可欠。多くの人に受け入れられやすいテーマでの啓発、関係者との協議、キーパーソンの育成や市町村との協働・支援が重要。

○ 地域や企業等における女性の参画や男性の家庭進出(家事・育児・介護分野)の促進についての認識や学ぶ機会を提供・支援し、女性の社会進出の環境整備を進めるための普及啓発がさらに必要。

3 所要経費

(単位:千円)
(1)各種講座(普及啓発)
1,880(1,880)
ア 家庭円満のためのコミュニケーションを学ぶ
630( 0)
イ 理解者の裾野拡大
800(1,430)
ウ イクメン・ケアメンの養成
450(450)
(2)各種講座(人材育成)
1,766(1,766)
ア 普及啓発の担い手となる人材の育成・女性のエン パワーメント・リーダー養成
1,148(1,148)
イ 関係者の意識向上
618(618)
(3)活動支援
2,172(2,172)
ア 活動支援事業補助金
1,960(1,960)
イ 学びのサロン
62(62)
ウ よりん彩記念日フォーラム
150 (150)
合計
5,818 (5,818)
※( )は前年度額

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
よりん彩のミッション「鳥取県の男女共同参画推進の拠点として、男女共同参画に関する県民の取組や活動を支援」
<普及啓発・人材育成>
・共同参画時代の自分磨きセミナー
 さまざまなテーマで、男女共同参画の理解を促進する民間との協働事業及び直営講座。
・男女共同参画推進人材育成協働事業
 公募またはよりん彩指定テーマによる民間団体との協働・連携事業(業務委託)と直営事業による男女共同参画の基礎を学ぶセミナーの実施
・相談に関わる人たちの基礎講座
 相談員等のジェンダーの視点を養う直営事業。
<活動支援>
・団体活動支援補助金、活動支援事業等の助成事業を活用し、民間団体を支援。
・市町村担当者のネットワーク作りと学びのための「よりん彩学びのサロン」を開催し、市町村との連携とバックアップを強化。
<普及啓発>
・よりん彩記念日フォーラム事業
 よりん彩開設を記念し、県民と協働でフォーラムを実施。

これまでの取組に対する評価

<普及啓発>
・多様な分野、テーマで男女共同参画の理解者の裾野を広げてきている。
・しかし、こうしたセミナーに参加するのは県民の一部であり、より多くの県民に参加機会を提供し、男女共同参画を自分のこととして捉えることのできる人を増やし、より理解を広げるため、継続した取組みが必要である。
・男性の家庭進出による男女共同参画を促進するテーマについても実施してきたが、男性の参加が少数にとどまっており、一昨年度から事業所向けのイクメン・ケアメン養成セミナーを開始し、ようやく認知されワークライフバランスや働き方改革等が認識され始めた。
<人材育成>
・人材育成事業に取り組む団体も増え、人材育成の意識が高まってきている。この事業への企画や参加した結果、個人や団体として男女共同参画を推進しようとする機運の高まりや、防災、オリンピック等今日的なテーマにおいては他への波及が期待できる。
・相談に関わる人たちのための講座では、女性の人権尊重や適切な相談対応を行うために参加者の研修の場となってきた。また、近年は女性相談だけでなく、ジェンダーの視点を入れた相談全般への取り組みも進めており、相談対応全般を学ぶ機会となっている。
・事業実施における他部局との連携、民間との協働、企画への多様な人材の参画等のより、新たな主体との連携が進みつつある。
<活動支援>
・よりん彩活動支援事業補助金は年々横ばいの申請件数であるが、今後も継続して県民が企画する事業の支援が必要である。
・市町村担当者の「学びのサロン」ではこれまで情報交換の場を持ったり、他市町の施策や事業を参考としたり新たに魅力ある企画づくりが実施されるなど見える形の成果があった。さらに情報交換や研修の機会の充実が必要である。
・よりん彩記念日フォーラムを開設翌年から連続して実施。企画の段階から広く民間団体・者に関わってもらい、当日も多くの県民の参加を得て、男女共同参画について広く周知することができた。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 5,818 0 0 0 0 0 0 0 5,818
要求額 5,818 0 0 0 0 0 0 0 5,818