1 目的
鳥取県中部地震から1年が経過したが、宿泊者数の減少が続く中で、県内外及び海外からの観光客を誘客するために、中部の元気を発信しながらイベント等により盛り上げを持続させたいという中部1市4町の機運が高まっている。この局面を逃さず、福興のPR及び観光誘客により地元への経済効果を増加させるフラダンスの全国大会開催について支援していく必要がある。
2 事業内容
フラダンス全国大会開催支援事業補助金【3,000千円】
区分 | 内容 |
事業主体 | MOKIFiCT(モク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フェスティバル)実行委員会(予定)
(統括 鳥取中部観光推進機構) |
補助対象 | フラダンス全国大会開催経費 |
補助上限額 | 3,000千円 |
補助率 | 定額 |
その他 | その他地元負担 3,000千円
(中部1市4町(鳥取中部ふるさと広域連合)) |
※モク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フェスティバル日本大会とは
毎年11月にハワイ島で開催されるフラダンスの世界大会への出場権をかけた日本の予選大会。「コンペティション」部門のカテゴリー優秀グループは世界大会への出場権を獲得できる。
3 現状・背景
鳥取県中部地震後、中部の観光客数・宿泊者数は、県の支援事業、地元のイベント等の開催により一時回復したかに見えたが、平成29年4月以降は再び伸び悩んでいる状況(対前年4%減)にある。
- 当該フラダンスの全国大会は、首都圏など県外を中心に1,500名にも及ぶ集客が見込まれる大規模イベントであり、連泊等による経済効果も期待できる。
- 競技が行われる主会場だけでなく中部管内全体で展開され、中部広域観光ビジョンの目指す「癒し」とコンセプトも合致することから、中部の1市4町がKNTと連携して行う方向で検討を進めている。県としてもこれを支援することにより、復興が進む県中部への誘客を促進する。
- 平成30年の山陰ディスティネーションキャンペーンにおいても、中部のシンボル的イベントとして発信力も高く、多くの誘客及び地域での交流が見込まれる。