(1)あんしんトリピーメール機能
ア 背景
・平成22年度の豪雪、東日本大震災、台風、ゲリラ豪雨、土砂災害など近年、大規模な災害が発生している。その際、情報の伝達不足により逃げ遅れるなど人的被害発生事案が発生している。(必要な情報が迅速・適切に伝達されなかったことが原因)
イ 目的
・住民ができるだけ早い段階で必要な情報を入手し、それに基づき迅速かつ的確な避難行動をとることが被害を軽減する最善の方策であり、県民自らが情報を入手する環境づくりを構築すること。
・行政からの一方的な情報配信だけではなく、県民一人ひとりが地域の情報提供者となり、災害情報(前兆情報を含む)を県や市町村等に情報提供することで、県民の防災意識の向上を高めるとともに、行政の迅速な対策に活用すること。
(2)職員参集・情報提供メール機能
ア 背景
・阪神・淡路大震災の際に、電話による順次伝達では、情報が出動者全員に行き渡るまでに時間を要したこと。
・特に休日や平日時間外等において、災害時の迅速な対応を図る上で、災害情報を県内関係部署・職員に情報提供する手段の確保が求められること。
イ 目的
・受信確認を付与できるメールシステムを構築し、速やかに県の初動体制を整えるとともに、情報共有による連携強化による災害対応の取組を進める。
(1)あんしんトリピーメール等システム運営事業 7,872千円(7,548千円) (債務負担行為設定済)
平成28年10月から平成33年9月までの60ヶ月契約
ア あんしんトリピーメール 7,249千円(6,925千円)
イ 職員参集・情報提供メール 623千円(623千円)
(2)事務経費 200千円(200千円)