事業概要
特定家畜伝染病(口蹄疫・高病原性鳥インフルエンザ等)の万一の発生に備え、初動で必要な炭酸ガス供給体制を構築し、危機管理体制を強化する。
事業内容
以下の業務について外部委託を行う。
1 サイホン式ガスボンベ確保(新規25本)
2 ボンベ保管(50本/12ヶ月)
3 液化炭酸ガス充填
4 農場への炭酸ボンベ配送
※3,4は特定家畜伝染病発生時の業務
(特別交付税対象経費)
要求理由
1 今年11月以降、島根県宍道湖畔において、死亡野鳥からH5N6亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されており、山陰地方へのウイルス侵入は既に始まっている。
2 鳥取大学の調査により、当該ウイルス株は、昨シーズンの欧州家きんでの流行株と野生水禽由来株の合いの子であり、昨シーズン国内家きんで大発生(9道県12農場)を引き起こした株と同等の病原性を持つことが明らかになった。
3 隣国の韓国では家きんでの同病が継続発生しており、昨シーズンと同様、県内での同病発生リスクはこれまでで最も高い状況。
4 県内農場は最大限の警戒態勢を取っているが、万一の発生時の迅速な防疫対応のため、早期の炭酸ガス供給体制構築が必要。