イクボス・ファミボス普及拡大事業

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元気づくり総本部　女性活躍推進課　企画担当　　

電話番号：0857-26-7792 E-mail：zaisei@pref.tottori.jp

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト (A+B)	正職員	非常勤職員	臨時的任用職員
30年度当初予算要求額	6,029千円	6,356千円	12,385千円	0.8人	0.0人	0.0人
29年度当初予算額	2,620千円	0千円	2,620千円	0.0人	0.0人	0.0人

事業費

要求額：6,029千円　（前年度予算額 2,620千円）　　財源：国１／２　

事業内容

１　目的・背景

　イクボス・ファミボスの優れた取り組み（男性の介護休業取得）を実践しているリーディング企業も現れてきたところ。

　この取組をさらに加速度的に拡大するため、女星（じょせい）活躍とっとり会議のコアメンバーで構成する「イクボス・ファミボス普及推進委員会」による企業訪問や経営者との意見交換を行うとともに、イクボス・ファミボスの具体的取組実践をサポートする。

２　事業内容

（１）（新）リーディング企業見学会・トップとの座談会
　　　（９８５千円）
　イクボス・ファミボスに取り組もうとする企業が、リーディング企業に訪問し、働きやすい職場環境の現地視察と、リーディング企業トップから直接学び、意見交換する機会を設定する。（訪問先：５社程度）合わせて、リーディング企業を取材し、その取組を発信する。

（２）（新）イクボス・ファミボスの好事例の発信（２，７４９千円）
　イクボス・ファミボスの理念普及、機運醸成のため、リーディング企業トップと有識者との対談や優良事例を新聞紙面等にて継続的に広く発信する。
（ア）　リーディング企業の取組発信
　リーディング企業の取組を取材し、新聞紙面等において連載。
（イ）　紙上対談、有識者提言
　リーディング企業トップの考えや、有識者の提言を対談方式で掲載。

（３）イクボス・ファミボス養成塾の開催支援（３９０千円）
　育児はもちろん介護と仕事を両立できる職場環境作りを担う「イクボス・ファミボス」宣言企業を育成するため、県内企業、経済団体等（以下「県内企業等」という。）に講師を派遣し、「イクボス・ファミボス」の実践について学ぶ養成塾の開催を支援する。　
＜実施回数＞３回程度
＜内容＞講義、グループワーク

（４）イクボス・ファミボス川柳コンテストの開催（１３３千円）
　「イクボス・ファミボス」を題材とした川柳のコンテストを開催し、優秀作品については表彰を行うことで、広く県民に対して、「イクボス・ファミボス」に対する理解・関心を高める。
＜募集期間＞７月～９月頃
＜対象＞県内に在住または在勤・在学する方
＜結果発表・表彰＞１１月頃

（５）イクボス・ファミボス宣言企業の優良取組事例の表彰
　　（４１２千円）
　県内のイクボス・ファミボス宣言企業で特に優れた取組を実施している企業について表彰を行い、その取組を県内企業へ発信し、県内企業のイクボスの普及を図る。
　＜実施時期＞　１１月頃（川柳コンテスト表彰とあわせて実施）

（６）企業訪問、意見交換会の実施（１，３６０千円）
　　経済団体・労働団体等で構成するイクボス・ファミボス普及推進委員会が、企業訪問や専門家を招いた意見交換会などを実施し、イクボス・ファミボスを強力に推進する。

所要額

区分	金額	備考
（新）リーディング企業見学会・トップとの座談会	（0千円） 985千円
（新）イクボス・ファミボスの好事例の発信	（0千円） 2,749千円
イクボス・ファミボス養成塾の開催支援	（1,562千円） 390千円	H29当初 962千円６月補正 600千円
イクボス・ファミボス川柳コンテストの開催	（936千円） 133千円
イクボス・ファミボス宣言企業の優良取組事例の表彰	（722千円） 412千円
企業訪問、意見交換会の実施	（1,400千円） 1,360千円	６月補正1,400千円
合計	（4,620千円） 6,029千円

４　現状・課題

介護に携わる期間は子育ての期間と比較して長期化し、介護家族の負担が重くなるケースがあり、介護を理由に離職を選択せざるを得ない「介護離職」が大きな課題となっている。
子育てはもちろん介護と仕事と両立できる職場環境づくりを担うリーダー「ファミボス」を増やしていく。
　イクボス・ファミボス宣言企業３１４社（H29.12.1現在）

＜女性活躍キャラバンの意見＞
○トップの姿勢はすごく大きい。制度を作るだけでなくトップの発信が大切。気持ちの良い職場風土は結果として業績をあげる近道になる。
○会社トップが意識を強めていってほしい。行政や各機関が成功事例をいかに効果的に情報発信していくかが重要。ファミボスの取組を進めてほしい。
○（経済団体幹部も含め、）男性幹部の意識が変わらないといけない。
○ワーク・ライフ・バランスが整うと良い人材が確保でき経営安定や明るい風土づくりに繋がることに経営者は気づいてほしい。県からもそういう発信をしてほしい。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成２９年５月に開催した女星活躍とっとり会議にて、子育てはもちろん介護しながら働き続けられる職場環境づくりを実践するリーダー「イクボス・ファミボス」の取組を推進することを確認し、イクボス・ファミボス宣言企業は増えているとともに、男性の介護休業取得や育児中の従業員が働きやすいよう柔軟な勤務形態を導入するなど、イクボス・ファミボスの優れた取り組みを実践している企業も現れてきたところ。

これまでの取組に対する評価

これまでの取組により、県内のイクボス・ファミボス宣言企業数が３１４社となるなど（H29.11.1現在）、県内企業の育児と仕事の両立の取組は着実に広がっている。

要求額の財源内訳(単位：千円)

区分	事業費	財源内訳
区分	事業費	国庫支出金	使用料・手数料	寄附金	分担金・負担金	起債	財産収入	その他	一般財源
前年度予算	2,620	0	0	0	0	0	0	0	2,620
要求額	6,029	3,014	0	0	0	0	0	0	3,015

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