現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 観光交流局の東アジア市場誘客事業
平成30年度
11月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

東アジア市場誘客事業

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観光交流局 観光戦略課 国際観光誘客室  

電話番号:0857-26-7221  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 9,534千円 9,534千円 1.2人
補正要求額 29,000千円 0千円 29,000千円 0.0人
29,000千円 9,534千円 38,534千円 1.2人

事業費

要求額:29,000千円    財源:単県   追加:29,000千円

事業内容

1.補正概要

(1)米子ソウル便・米子香港便

     県内に就航している国際定期航空便2便(米子ソウル便及び米子香港便)について、増便を契機にさらに利用客を増加させ、外国人観光客による県内観光消費額の伸長と本県の観光産業の振興を図るため、韓国・香港向けのインバウンドプロモーションを強化するもの。
    ※エアソウル米子ソウル便:10/28から週5便から週6便に増便
    ※香港航空米子香港便:12/4から週2便から週3便に増便
    (2)台湾
     今年度11月に就航した台中・台北チャーター便が一定の成功を収めており、一過性にしないためには今後の季節チャーター便の継続的な就航に繋げることが必要。
     ついては、3月〜4月の桜の季節のチャーター便、夏のチャーター便の就航に向けて早急に台湾でのPRを実施するため、補正を行うもの。

2.取組状況

(1)米子ソウル便
  • これまで、YOUTUBEサイトで鳥取県観光PR広告(100万人以上の閲覧)、韓国最大のポータルサイト「NAVER」での露出等実施した。
  • その結果、米子ソウル便の平成30年9月搭乗率は83.8%と前年同月を18.3ポイント上回った。(10月予約91.0%(10/3現在))
  ※8月28日から10月27日までは機材繰りにより週3便運航。
  • 10月28日からの週6便化に向け、韓国最大級のインターネットショッピングモールでのツアー販売やホームTVショッピングの実施を予定。

(2)米子香港便
  • 米子香港便の平成30年9月搭乗率は91.4%と前年同月を20.5ポイント上回り、2016年9月の就航以来最高の搭乗率。
  • 9月は香港からの訪日客数が減る時期にもかかわらず外国人搭乗者数は前年同月比及び前月比とも上昇しており、香港でのPRの効果が出たもの。
  • 今後、テレビ・新聞・雑誌・インターネット・SNS等の各種メディアを活用し、主たる訪日層である個人客(約9割)へのきめ細かで機をとらえたプロモーションを行うとともに、旅行会社による団体ツアーの催行・個人客向け旅行商品の販売促進に取り組む。
  • また、米子香港便の搭乗率の向上を目指すため、香港航空と連携したプロモーションを行うとともに、併せて深セン・マカオ等からの誘客にも取り組む。

(3)台湾関係
【知事プロモーション結果】
    ・航空会社から定期チャーター便の運航を検討していくという前向きな発言があった。また、実現に向けては鳥取県の知名度向上を県としてしっかりと対策を取って欲しいとの発言があった。
    ・旅行会社からは鳥取県の知名度は未だ高くなく、知名度向上に加え旅行商品の価格を安く抑えないと集客が難しいとの発言があった。

【11月チャーター便の取組状況】
    ・これまで11月のチャーター便実施に向け、台中での旅行会社と連携したPRを実施した。
    →台中チャーター便は初便が9割、2便が満席となった。
    →台中でのホームショッピング、ラジオ放送により販売開始約1週間程度で申込みが殺到した。
    ・台北チャーター便についても旅行会社と連携し、旅行博等でPRを実施。
    →現在7割強の予約となっている。
    →11月前半の搭乗率は好調だが、11月23日に台湾での選挙があり、旅行を控えていることも影響している。

3.補正要求額(29,000千円)

(1)米子ソウル便・米子香港便  
(単位:千円)
区分
内容
要求額
ソウル
10,000
SNS等による情報発信
3,300
テレビ等メディアFAM
5,000
雑誌広告
1,000
統計・調査
700
    香港
    14,000
    SNS等による情報発信(イメージ動画等)
    5,200
    メディアFAM
    2,600
    旅行商品造成
    500
    個人旅行者対策強化
    4,200
    統計・調査
    1,500

    【主な内容】

    (ソウル便)
    <メディアFAM等>
    • 韓国ケーブルテレビでの鳥取県番組作成委託
    • ポータルサイト「NAVER」での広告
    • YOUTUBEサイトでの広告
    <雑誌広告>
    • 高速鉄道機内誌や経済誌などへの広告

    (香港便)
    <メディアFAM>
    • 香港周辺地域からの誘客強化を図るため、深セン、マカオ等メディア招聘
    <旅行商品造成>
    • 米子香港便の利用促進を図るため、団体ツアー割引チケット造成、県内レストラン割引チケット等のインセンティブ付与(現地旅行会社と連携)
    <個人旅行者対策強化>
    • 閑散期(冬)に向けたWEBでのキャンペーン展開
    • アクティビティサイトへの登録促進
    <統計・調査個人旅行者対策強化>
    • 米子香港定期便客へのアンケート調査業務

    (2)台湾

    <内訳>
                        (単位:千円)
内容
金額
メディア、ブロガー招聘経費
2,000
台中旅行社の県内視察(チャーター便を見据えたツアー造成促進)
1,000
台北旅行社の県内視察(チャーター便を見据えたツアー造成促進)
1,000
旅行社、メディア、ブロガー等へのPR及び調整委託経費(現地レップ機能)
1,000
5,000

    <参考>航空会社訪問、旅行会社訪問結果概要
    【台中関係】
    ○マンダリン航空台中支店許総経理からはチャーター便の運航が成功したことは鳥取県の魅力によるものだと評価され、連続した季節チャーターの運航に加え、将来的な定期便の運航について検討していきたい旨の発言があった。
    ○旅行会社からは、鳥取県を訪問し、その魅力をもっと知り、ツアー造成やチャーター便運航への協力をしていきたい旨の発言があった。

    【台北関係】
    〇中華航空馮協理からは、来年の春や秋における鳥取県へのチャーター便の運航を旅行会社に打診しているとの発言があり、台湾における本県の一層の知名度向上を期待された。これに対し平井知事は、便数拡大が見込まれるならば台湾を重点的にプロモーションする地域として広報宣伝を強化すると応じた。
    〇旅行会社からは、鳥取の魅力をさらにPRしていけば、より一層知名度が上がり、継続したチャーター便の運航などで訪問客が増えるとの発言があった。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<香港>
 米子香港国際定期便の搭乗率向上、インバウンドの更なる誘客促進のために、現地旅行会社と連携した鳥取ツアーの造成や、香港の旅行雑誌やTV番組、SNS等各種メディアを活用し、本県観光情報の発信し鳥取の認知度向上をはかった。
 また、米子香港便の日本人利用者の拡大を図るため、香港やマカオの観光情報発信や旅行商品造成等に取り組んできた。

これまでの取組に対する評価

<香港>
 平成30年9月14日に就航2周年を迎えた米子香港国際定期便は、9月の搭乗率が91.4%と就航以来最高の搭乗率となり、山陰と香港を結ぶ航空インフラとして定着。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 29,000 0 0 0 0 0 0 0 29,000
保留・復活・追加 要求額 29,000 0 0 0 0 0 0 0 29,000
要求総額 29,000 0 0 0 0 0 0 0 29,000