統一的なブランド構築を図る必要があることから、市場定着(3年程度)までは、全農に集約して一元的な販売を実施する予定。
「鳥系93号」の生産・販売に係る組織を設立し、品質の高位安定を図りつつ、県下統一ブランドとして有利販売していく。
| 生産 | 販売 |
30
年度 | 〇試験栽培(5.1ha、20t)
・県域生産部会の設立
・県統一の栽培暦の作成
・「鳥系93号」推進大会の開催
・「米ビジョン」を策定
⇒概ね5年後に作付面積
3000haを目指す | 〇認知度向上・モニタリング
・試食宣伝販売やPRイベントによる認知度向上
・店舗を限定して「買える店」も作っていく
⇒「美味しいお米」と知っていただく
・「星取県」と連動したPR
・消費者の声を聞き、小売店・卸へフィードバックすることで、次年度以降につなげる
|
31
年度 | 〇本格栽培(300ha、1500t)
・専用肥料の開発
・各JA単位での地域に合った
栽培暦作成
・「鳥系93号」推進大会、
食味コンクールの開催
⇒作付の推進 | 〇本格販売
・県内外の小売店へのアプローチにより、定番化を目指す。
・百貨店でも定番化を目指し、ブランド構築を図る。
※ブランド化・販売に係る協議会を設立予定。
|
32
年度 | 〇生産拡大(1000ha、5000t)
・特別栽培用暦の作成
・「鳥系93号」推進大会、
食味コンクールの開催 | 〇主食用米としてブランド定着
・鳥取県の主食用米の顔となる品種として、ブランドを定着させる。
・特別栽培米による高付加価値化
・全国的にも知名度が高いブラ
ンド米となることを目指す
|
<30年産米のPR・販売戦略について>
〇認知度向上に重点を置き、期間限定の試食宣伝販売や、
イベントでの試食PR等を実施。
⇒多くの方々に食べていただくことで「美味しいお米」として
親しんでいただく。
〇その中で、アンケートなどによりモニタリングを実施すること
で、消費者の評価を得るとともに、その声を小売店・卸へフィ
ードバックすることで、31年度の本格販売につなげる。併せて、
品質評価やコンテストなどで、客観的な評価を得る。
〇情報発信の一環として、「星取県」と連動したPRを実施
(例)
・星空観察イベントでの提供、参加者へのプレゼント
・県内高級旅館の「星取県プラン」等での宿泊者への提供
〇主たる販売先は関西圏となるが、首都圏でも情報発信・ブラン
ド化の取組を実施。併せて、県内から評価を高めていく必要も
あることから、県内での認知度向上も進める。
【関西】
・有名百貨店等での試食宣伝販売、フェア開催
・高価格帯のスーパーマーケットでの試食宣伝販売
・関西圏の各種イベントでの試食PR 等
【首都圏】
・有名百貨店での試食宣伝販売
・アンテナショップでのPRイベント 等
【県内】
・県内小売店(JA主要直売所等)での試食宣伝販売
・生産者向けイベント等への出展
(→生産者に訴求し、次年度以降の作付を推進)
・各種イベントでの試食PR
・学校給食での提供等