現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 水産振興局の【地方創生推進交付金充当】資源増殖推進事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

【地方創生推進交付金充当】資源増殖推進事業

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水産振興局 水産課 漁業振興担当  

電話番号:0857-26-7317  E-mail:suisan@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算要求額 15,603千円 6,356千円 21,959千円 0.8人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 24,100千円 6,358千円 30,458千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:15,603千円  (前年度予算額 24,100千円)  財源:国1/2 

事業内容

1 事業の目的・概要

水産資源の増殖を進めるため、養殖業者等が(公財)鳥取県栽培漁業協会から購入する種苗について、購入費の一部を支援する。また、資源管理を適切に行うため、漁業情報処理システム(各漁協の魚種別、漁業種類別の漁獲量と金額を自動的に集計)を運用する。

2 主な事業内容

(1)栽培漁業地域支援対策事業
事業内容
海域への種苗放流を積極的に行う者へ種苗購入経費の一部を支援
実施主体
漁業協同組合、市町村等で構成する団体、養殖業者
補助率
放流種苗(ヒラメ、キジハタ):3/4
養殖種苗(ヒラメ、アワビ、イワガキ(※)、ワカメ):1/2(キジハタ、マサバ):3/4
事業費
補助金:14,924千円
    ※新規着業者については補助率3/4

    (2)資源管理型漁業促進事業
    事業区分
    事業内容
    実施主体
    事業費
    漁業情報処理システム維持管理情報システムのリース料
    679千円

3 予算比較

(単位:千円)
項目名
平成30年度
要求額
平成29年度
当初予算額
栽培漁業地域支援対策事業
14,924
23,421
漁獲情報処理システム維持管理費
679
679
15,603
24,100

4 前年度からの変更点

マサバ養殖種苗のうち、海面養殖に使用するものを補助対象から除外したため、減額となっている。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


種苗放流事業・養殖事業の支援
<概要>
・放流用ヒラメ、養殖用イワガキ、ヒラメ、ワカメ種苗について事業化済み(有償配布)。
・「第6次栽培漁業基本計画」(H22〜26)等に基づき、キジハタの技術開発が完了。
・「第7次栽培漁業基本計画」(H27〜33)に沿った活動が開始、キジハタ、マサバ等の養殖の取組支援を開始。

<各魚種の取り組み状況>
(放流用種苗)
ヒラメ: 貧血症発生のため、放流を休止(H15〜)し、再開を目指して美保湾で放流試験を実施中。H19年放流群の回収率16%と良好な成績を確認(H21)、平成24年の放流群も回収率は18.4%と非常に高い。
 
(養殖用種苗)
ヒラメ:陸上養殖が試みられている。
イワガキ:港内養殖が試みられている。
ワカメ:港内養殖が試みられている。 
キジハタ:廃熱を利用した陸上養殖が試みられている。
マサバ:陸上養殖及び海面養殖での試験飼育が実施されている。   

これまでの取組に対する評価

種苗放流事業・養殖事業の支援
<現在の技術水準>
(放流用種苗)
ヒラメ:事業化検討期(美保湾において漁業者が試行的取組開始)
キジハタ:試験放流で目処が立ったため、平成28年度より事業化検討期へと移行する。

(養殖用種苗)
アワビ、ヒラメ、イワガキ、ワカメ:経営立ち上げ期(養殖種として事業効果を検証)
キジハタ、マサバ:事業化実証試験期(養殖技術習得及び販路開拓)

平成29年度には新たに県内でマサバ陸上養殖が開始された。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 24,100 12,050 0 0 0 0 0 0 12,050
要求額 15,603 7,801 0 0 0 0 0 0 7,802