これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 魚食普及活動支援
平成27年度は、5団体に支援(延べ46回、3,766人)
平成28年度は、5団体に支援(延べ59回、7,080人)
平成28年5月に魚食普及促進協議会を開催し、効果的な魚食普及活動を行うために、情報共有と各団体の連携推進を図った。
2 魚食普及番組の制作・放送
平成27、28年度に、魚食普及番組の制作・放送に取り組んだ。
鳥取県ケーブルテレビ協議会に委託し、番組を制作し、県内ケーブルテレビ5局で放送した。番組動画は、とっとり動画チャンネル(YouTube)でも配信している。
平成27、28年度に「開講!とっとり魚乙女塾」を各6回制作放送し、12魚種、県内9漁村を取り上げた。平成29年度も6回制作放送予定。
これまでの取組に対する評価
1 魚食普及活動支援
・普及対象として魚食に関心のある一般消費者、小中学校、PTAや親子会に呼びかけて、出張料理教室を開催するなど、魚食普及活動の活動範囲を広げ、延べ普及回数・人数が増加した。
・育ちざかりの子供を持つ親からの感想として、「これからは親子でも料理を作ってみる」、「子供に包丁を持たせるよい機会になった」、などの反応を得ており、魚食普及活動は、親子の食育・コミニュケーションツールとしても一定の役割を果たしている。
2 魚食普及番組の制作・放送
CATV視聴者の声では、特に積極的に魚食普及したい10代から40代の若年層からの反響が半数程度あり、「よい」「参考になる」など概ね好反応を得ている。
地域メディアを活用した魚食普及に一定の効果が見られた。
<好反応理由の分析>
・鳥取環境大学の現役女子学生の出演が視聴者に関心と親近感を与え楽しませている。
・魚の扱い方を分かりやすく伝えており、女子学生が指導者の指導を受けてやってみると出来る様子や、回を追うごとに上達する様子を見て、未経験者にも挑戦心が沸く。
・漁村料理、若者向けメニューの紹介により食べてみたくなる。
・近いけど普段はあまり行かない地域の漁村の情報(競りや朝市の様子、イベント、直売、旬の魚など)を伝えており、関心が沸く。