これまでの取組と成果
これまでの取組状況
鳥取東京便については、前回の国土交通省による羽田発着枠政策コンテストによって、平成30年3月まで継続されている5便化について、今秋開催されるコンテストで高評価を得て、さらに継続させる。
米子東京便については、通期1日6便の運航が一定期間5便となる予定であるが、当該期間は大型機の運航によって利便性を確保する。
県内空港に就航する国内航空便の充実を図るため、鳥取空港の利用を促進する懇話会、米子空港利用促進懇話会等と連携して首都圏からの観光客誘致、エアサポート支援事業(特定の目的・対象に対する航空運賃助成)、県境を越えた広域的な事業展開(鳥取:兵庫県但馬地域、米子:島根県東部地域)、鳥取空港においては、羽田乗継による海外インバウンドの促進等の利用促進の取組を実施する。
これまでの取組に対する評価
鳥取東京便については、平成29年9月13日に国土交通省で開催された「取組の評価検証に係る懇談会」において、これまでの取組等を評価され、10月4日に平成32年3月までの2年間、5便化が継続されることとなった。
米子東京便については、ANAに御協力いただき、1日5便の運航となる平成29年6月から9月までのうち、7月から8月は1往復、9月は2往復について、山陰では初就航となるボーイング787型機(335人乗り)によって機材大型化が実現できた。
首都圏からの観光客誘致については、時期、ターゲットを明確化した取組として、若年層女性向けに「鳥取多美」でインスタグラムを活用した情報発信、モニターツアーを実施したほか、東京発朝1便利用に特化した首都圏旅行会社の商品造成を支援するなどした。エアポート支援事業は好調に申込者数が推移し、キッズ、移住定住等で手ごたえを感じた。本年度から「但馬版キッズエアサポート」として、但馬地域も対象として助成を始めたが、168件のうち但馬地域からは7件の申込みしかなく、路線や制度の浸透に課題を残した。