1 事業概要
県立高等学校普通教室等へのエアコン導入は、平成16年度から平成19年度にかけて高等学校冷房設備整備費事業及び高校教育改革関連事業で実施し完了しているところであるが、設置から年数が経つにつれて老朽化が進んでいるため、劣化度調査等を行い年次的な更新計画を策定していくと共に、故障により早急な対応が必要となっている機器については更新を行う。
2 更新計画について
更新計画については、以下の要素を総合的に判断し平成30年度中の策定を目標とする。なお策定にあたり必要となる機器の劣化度調査の実施については、法定により毎年全県立学校を対象に実施している建築設備定期点検と併せて行うことによりコストメリット等が見込まれることからその中で対応する。
【対象機器整理の基準】
- 設置から15年程度経過したもの
- 建築設備定期点検で機器の劣化が著しいと指摘されたもの
- 学校職員へのヒアリングで、効きの悪さなどなどから実際の使用に支障がでているもの
※特別支援学校のエアコン更新と同様の判断基準により整理
3 緊急更新について
以下の学校の一部の普通教室については、更新基準を満たし、機器の劣化が深刻であり早急な対応が必要であるため、平成30年度に更新を行う。
学校名 | 経過年数 | 箇所 | 状況 |
倉吉東 | 13年
(H16整備) | 普通教室6室 | 今年度6月に氷蓄熱槽部分からの冷媒漏れにより冷房使用が不可能となった。緊急的に修繕を行ったが、蓄熱槽が使用できなくっている。 |
4 要求額
計 22,438千円
委託料 1,196千円(倉吉東設計費)
工事請負費 21,242千円(倉吉東工事費)
※劣化度調査に係る経費については、教育財産管理事業費の建築設備定期点検に係る要求の中で整理する。