現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 教育委員会の老朽化トイレ(洋式化)緊急整備事業費
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育財産管理費
事業名:

老朽化トイレ(洋式化)緊急整備事業費

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教育委員会 教育環境課 管理・施設助成担当  

電話番号:0857-26-7946  E-mail:kyouikukankyou@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算要求額 169,140千円 5,562千円 174,702千円 0.7人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:169,140千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

トイレの洋式化率が著しく低く、老朽化も著しい学校(棟)のトイレ緊急整備に係る経費を要求する。

2 現状

・県立学校のトイレの洋式化率は33.6%で依然として和式トイレが多い状況。

    ・学校のトイレの多くは老朽化しており、臭い、汚い等環境が悪化している。また、家庭や他の公共施設のトイレは洋式が一般的になっており、学校現場から洋式トイレへの要望が根強く、他の自治体でも洋式化を進める動きが拡がっている。

3 課題

平成28年度監査意見においても学校トイレの洋式化の推進が求められている。監査に対しては、年次計画的に洋式化に取り組んでいく旨を回答している。(H29当初予算では中部地震の発生を受け避難所指定された体育館のトイレの多目的化整備を優先)
平成29年9月議会において、高等学校のトイレ洋式化について、格差是正が必要との議論があった。生徒の教育環境、また災害時の避難所など地域での役割等も指摘された。(熊本地震では校舎棟の避難所ニーズに対応)
・文部科学省からも、長寿命化計画(個別施設計画)が策定されるまでの間、特に安全面・機能面に支障がある老朽化が著しい設備の改善を優先的に整備することが求められており、トイレ改修について取り組む必要がある。

4 整備の考え方

・学級減等の影響で学校ごとにトイレ設置率が異なり、また学校ごとに定員に対する充足率が異なることから、洋式化率だけでなく、洋便器1基当たりの生徒数も参考にして、是正が必要な格差を抽出した。
・和式老朽化トイレの洋式化は、学校全体だけでなく、棟ごとに個別に点検し、生徒等の利用頻度を考慮し、普通教室がある教室棟(選択教室、特別教室は除く)に特化し、又は教職員室等にかかるトイレに絞り込み、実質的な利用格差の是正を図ることとした。

5 整備効果

【洋式化率】
区分
現状
改修後
平均
33.6%
41.6%
最低
6.3%
26.0%
最高
92.7%
92.7%
26%未満
5校
0校
26%以上30%未満
9校
7校

【洋便器1基当たりの生徒数】
区分
現状
改修後
最高
8人
8人
最低
133人
26人
平均
21人
17人
26超
6校
0校
21以上26未満
6校
7校

6 要求額

計169,140千円
・H30対象校(棟)は、3校(3棟)。
 (3カ年:10校(13棟))
・設計委託料は、H29年11月補正で要求。
※地域活性化事業債 (充当率90%、交付税措置30%))

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

学校要望があったものの中から、少しずつではあるが大規模営繕事業により、老朽トイレ改修(洋式化)を実施。
・平成27年度 米子白鳳(屋外トイレ)
・平成28年度 米子西(1階トイレ)
最近では耐震改修事業に併せて、老朽トイレ改修(洋式化)等を実施。
・改修 H23〜24鳥取工業(管理棟)、米子南(管理・教室棟)
・新築 H26 八頭(教室棟)、J27鳥取西、米子東

これまでの取組に対する評価

・排水管を含む老朽化(洋式化)対策については、施設整備の経年劣化等に伴う補修・修繕や安全対策が優先される中で、大規模営繕事業でのトイレの老朽化(洋式化)対策は十分でなかった。
・平成28年度監査意見において学校トイレの洋式化が求められた。
・平成29年9月議会において高等学校のトイレ洋式化率等の格差是正が必要との議論。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 169,140 0 0 0 0 152,000 0 0 17,140