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平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

とっとり次世代エネルギーパーク推進事業

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生活環境部 環境立県推進課 次世代エネルギー推進室  

電話番号:0857-26-7879  E-mail:kankyourikken@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算要求額 10,000千円 2,384千円 12,384千円 0.3人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 11,000千円 2,384千円 13,384千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:10,000千円  (前年度予算額 11,000千円)  財源:単県 

事業内容

1 目的

○鳥取県最大の資源である豊かな自然が、多種多様な再生可能エネルギーを生み出していることに対する県民の理解を深めるため、再生可能エネルギー設備導入者と協働し、エネルギーを通じた環境教育や環境保全活動を推進。

    ○再生可能エネルギー施設と観光資源の連携による関連産業の振興を促進。

2 課題

○本県は、平成25年度に経済産業省から県域全体をエリアとした「とっとり次世代エネルギーパーク」(以下「エネパ」という。)として認定を受けた。
○これを契機に、エネパの中核施設である「とっとり自然環境館」をはじめ、エネパを構成する50施設とともに、見学施設等の整備や、見学者の受入れ、将来的に次世代エネルギーを享受する若年層への環境教育等を実施。
○エネパを構成する施設は民間施設も多く、また、新しい施設も増えていることから、引き続き施設管理者には環境教育への理解、協力を求めるとともに、見学者受入体制の構築を支援し、見学者には多様な学習機会を創出。
○平成29年度に、東部地区にも環境学習拠点として「鳥取すいそ学びうむ(とっとり水素学習館)」を設置。CO2を排出しない新エネルギーとして水素を利活用する「水素社会」の実現に向けた施策と併せて、エネパ全体としてさらなる環境教育の推進が必要。

3 事業内容

〔エネパの施設環境を整える〕
(1) 次世代エネルギーパーク施設整備事業

【事業費】1,500千円

 再生可能エネルギー施設を、エネパ施設として環境学習に活用するための、見学者の受入れに必要な整備に対する支援
補助対象者エネパ施設及び予定施設
補助率1/2(上限 500千円/施設)
※特に効果が高いと認める事業は1,500千円
補助対象・説明看板等の展示物の設置

・ガイダンスコーナーの整備

・見学者向け配布資材の作成

〔エネパを体感する〕
(2) 再生可能エネルギー体験学習推進事業
【事業費】6,800千円
エネパの中核施設である東部の環境学習拠点及び西部の「とっとり自然環境館」を両輪として、「とっとり次世代エネルギーパーク」への理解促進を図る。
  <西部>
 ア 再生可能エネルギー体験教室
  【事業費】2,000千円
エネパの西部地区の中核施設である「とっとり自然環境館」を、再生可能エネルギーに関する環境学習の拠点として整備し、年間を通じて定期的に小学生、親子連れを対象とする体験型のエネルギー教室等を開催
   委託内容:エネルギー教室の実施、指導員の養成等
  <東部>
 イ 水素エネルギー体験教室
  【事業費】2.000千円
エネパの東部地区の中核施設となる環境学習拠点で、再生可能エネルギーを利用する水素社会の実現に向けた環境教育を実施
   委託内容:水素エネルギー教育の実施、指導員の養成等

 <全域>
 ウ 夏休み!自由研究 再エネ体験ツアー
  【事業費】2,800千円
再エネをテーマにした再エネ体験講座を夏休み期間に集中開催
   委託内容:環境学習バスツアー
(エネパ施設見学及びワークショップ(工作等)を併せて実施する体験プログラム)
    対象:小学生
    時期:夏休み期間
    場所:東・中・西部(圏域ごとの実施想定)
    コース数:4コース程度 

〔エネルギーパークを知る〕
(3) 次世代エネルギーパークスタンプラリー事業
【事業費】700千円
エネパの複数施設を巡るスタンプラリーを実施し、より多くのエネパ施設が環境学習の場として活用される機会を創出

〔環境教育の推進〕
(4) 環境保全活動支援事業
【事業費】1,000千円
 エネルギー施設設置者等と協同して、地域の、先進的で他の模範となる環境保全活動を行う団体に対し、活動費を助成(エネルギー施設設置者から県への寄附金を活用)
補助対象者地域で先進的・模範的な環境保全活動を行う団体
補助率定額(上限 100千円/団体)
補助対象 「エネルギーシフトの推進」「環境実践の展開」「循環型社会の構築」「安全・安心な生活環境の実現」「健全な自然生態系の確保」に該当する実践活動、教育啓発活動に要する経費

4 要求額

(単位:千円)
事業名
項目
H30要求
H29予算
(1)
次世代エネルギーパーク施設整備事業
1,500
2,500
(2)
再生可能エネルギー体験学習推進事業
再生可能エネルギー体験教室
2,000
2,000
水素エネルギー体験教室
2,000
2,000
夏休み!自由研究再エネ体験ツアー
2,800
2,800
(3)
次世代エネルギーパークスタンプラリー事業
700
700
(4)
環境保全活動支援事業
1,000
1,000
10,000
11,000

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・県域全体をエリアとして、平成25年度に経済産業省が「とっとり次世代エネルギーパーク」を認定。
  エネパ施設はH29.10月現在50施設(H29年度4施設増加)

【H29取組状況】

・「とっとり自然環境館」エネルギー教室の実施
  毎月第4土曜日に実施。毎回10名程度参加

・夏休み自由研究!再エネツアー
  4コース実施、約130名参加

・エネパ施設整備補助金 2者

・環境保全活動支援補助金 6者

・県観光連盟と連携し、エネパ施設を巡る環境教育ツアーの造成に向けた働きかけ(観光素材集、教育旅行ガイドブックへの掲載)

これまでの取組に対する評価

・エネパの中核施設に位置づけている「とっとり自然環境館」が平成25年度にオープンし、環境と観光の情報発信拠点として認知が拡大。
・来館者数は平成29年11月で累計5万人を突破予定で、環境学習に貢献。平成29年度の年間来館者数は、8月末時点で既に1万人を超過。
・ただし「とっとり自然環境館」等一部を除き、エネパ施設への来館者は少なく、施設と連携した取組等により、より広い地域で環境学習ができる環境づくりが必要。

・平成29年度に鳥取市に設置した「鳥取すいそ学びうむ」は、環境学習に係る企画や人材育成により、施設の魅力充実が不可欠。

・再エネ体験教室や夏休み再エネツアーは、次世代を担う小学生や、親子連れに親しまれており、特に体感系の企画は好評。

・エネパ施設は民間事業者も多く、事業者主体の活動を支援することで、地道にエネパや環境教育の推進への協力を得ることが肝要。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 11,000 0 0 1,000 0 0 0 0 10,000
要求額 10,000 0 0 1,000 0 0 0 0 9,000