(1)条例の運用
条例に基づき、一定規模以上の井戸で地下水を採水しようとする事業者に対して、周辺への影響の調査の実施や採取量の報告を求め、地下水の保全を図る。
(2)地下水研究プロジェクト 11,126(2,326)
鳥取大学等の研究者で構成する「鳥取県地下水研究プロジェクト」において、県内の地下水の保全や持続可能な利用に資するため、以下の調査・研究等を行う。
■研究プロジェクト開催費1,126(1,126)
地下水モニタリング結果の評価や県西部地域で実施している地下水流動解析結果の評価・検討会議を行う。
■西部地域(大山・日野川地域)の地下水流動解析モデルの精度向上に向けた検討及び解析 10,000(1,200)
鳥取県西部地域(大山・日野川地域)の地下水流動解析モデルについて、定量的な利用ができるよう、H30〜H31年の2カ年で地層区分やメッシュの細分化、各種パラメータの再検討等を実施して、再度地下水の流動解析や水収支計算を実施する。
H30:10.,000、H31:10,000 → 2カ年で20,000
(3)鳥取県持続可能な地下水利用協議会※との協働 3,682(4,274)
※地下水の持続的な利用を目的として、地下水利用事業者によ り構成された協議会。
■地下水位等のモニタリング
1 鳥取市内 1,642(1,818)
国土交通省が設置した井戸の一部を利用して、過去に地盤沈下が問題化した鳥取平野での地下水位の観測を継続する。
2 大山周辺1,960(2,396)
この地域の地下水の収支に関連するデータ収集として、大山地域で地下水位(5箇所)、河川流量(2箇所)、降水量(2箇所)、融雪水量(3箇所)の観測を継続する。
観測データは上記協議会に提供し、協議会がとりまとめて公表を行っている地下水位モニタリングデータのひとつとしても使用する。
■鳥取県持続可能な地下水協議会の会費 80(60)
鳥取県が地下水を利用している4施設について、協議会員としての会費を水・大気環境課が取りまとめて納付する。
(4)県民と協働による保全・普及啓発活動 1,900(220)
■とっとりの因伯の名水の保全及び普及啓発1500
名水地の保全及び普及啓発活動を支援し、環境保全意識の醸成及び地域活性化に寄与する。
■水の日フォーラムの実施400(220)
水循環基本法(H26.5月)により定められた「水の日(毎年8月1日)」に合わせ、水資源や水環境に関するフォーラムを実施する。