伸びるＡＳＥＡＮ誘客事業/平成30年度予算/とりネット/ 鳥取県公式ホームページ

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト (A+B)	正職員	非常勤職員	臨時的任用職員
30年度当初予算要求額	21,000千円	7,945千円	28,945千円	1.0人	0.0人	0.0人
29年度当初予算額	14,100千円	7,948千円	22,048千円	1.0人	0.0人	0.0人

韓国・香港の定期便を活用した東アジアからの誘客が伸びている中、東南アジアからの誘客は今後更なる増加が期待される。東南アジアは訪日観光客が順調に伸びており、ゴールデンルート（東京～大阪）の次なる観光地としてＰＲ等実施し、本県への誘客を増加させることによって、

（１）県内観光消費額を増加させ本県観光産業の振興を図る。

（２）トランジット活用による米子ソウル便（エアソウル）、米子香港便（香港航空）など国際交通基盤の維持・発展に寄与する。

各市場の誘客状況、プロモーション実績等を踏まえた上で、プロモーションを実施。
（１）タイ市場

タイから日本への観光客は年々増加しており、特にゴールデンルートから次の地方へ観光客が向かってきている市場である。
2010年（予算上2年間のブランク）から開始したタイ現地における観光プロモーション（TITF出展、セールコール、テレビ放映、観光情報説明会等）により、知名度はある程度向上してきている。
知名度向上のプロモーションと併せて具体的な旅行商品、FIT向けの観光プロモーションを展開。

（２）マレーシア市場

本格的に観光プロモーションを開始したのは、平成26（2014）年からであり、まだ日が浅く知名度が低い。
現地旅行会社を絡めた観光プロモーションとしては、マレーシアにおける訪日観光客の7～8割を占めているアップルバケーションとの関係をさらに強固にし、アップルバケーションを軸とした観光プロモーションを展開。

（３）ベトナム市場

H28.7より誘客事業に着手。H28.9に日系旅行社2社のファムツアーを実施し、ツアーが造成・催行され、H29.3～8までに5本で90名の観光客が来県した。
H29.11にはベトナムからは初となる米子－ハノイチャーター便を実施。H29.7～9にはベトナム旅行社から本県にスタッフ１名を受入れ、11月のチャーター便と今後の誘客促進に向けた準備を行った。
今後は、確実な情報発信と地道なプロモーション活動によるツアーの定着で、地方旅行のトップランナーを目指す。

　
（４）フィリピン市場

平均年齢２３歳、人口ピラミッドは三角形であり、今後も経済成長が続き、１０年で所得が２倍になることが想定されている。参入自治体は少なく、競争は他地域ほど激しくないので低コストで先行者利益を得られる可能性がある。
認知度向上を図るためＪＮＴＯ・旅行会社が開催する説明会やＳＮＳ等で情報発信を行う。加えて商品造成を促進するため旅行会社のＦＡＭを行う。
市場の特性として、食に対する興味が非常に高いので、県産品を使った認知度向上を図る。

（５）その他
インドネシア等その他の東南アジア地域への情報発信・パンフレット配布等についても可能な範囲で対応するＰＲ経費。

２１，０００千円（前年度予算：１４，１００千円）

（単位：千円）

区分	内容	要求額
タイ		6,500 (4,100)
	タイ現地プロモーション委託　・旅行会社へのプロモーション　・旅行博等出展（４回）　・Ｆａｃｅｂｏｏｋ等情報発信	3,000
	メディア・雑誌等へのタイ現地情報発信等の実施	1,000
	メディア・ブロガー招聘	1,500
	鳥取・岡山ＶＪ事業（香港トランジット促進）	1,000
マレーシア		4,400 (3,900)
	アップルバケーションとマレーシア旅行博（MATTA）共同出展	1,400
	旅行会社、メディアＦＡＭツアー実施	1,000
	岡山県と連携したＦＡＭツアーの実施	2,000
ベトナム		4,600 (4,100)
	日本情報発信イベント・旅行博出展	2,000
	Facebookの運営	500
	メディア・ブロガー招聘	1,500
	観光情報説明会	600
フィリピン		5,000 (2,000)
	ＮＴＯ・旅行会社と連携した情報発信事業ジャパンフェスティバル・旅行博覧会・商品説明会等	2,000
	旅行会社ＦＡＭツアー実施	1,000
	レストラン等を使った観光説明会開催	2,000
その他（インドネシア等）		500 (0)

伸びるＡＳＥＡＮ誘客事業