これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・1995年よりこれまで、主に農業分野で計24人の技術研修員を受け入れ、研修を行った。(なお、2008年から研修期間を半年から2ヶ月間に縮小変更。)
・1997年より行政実務研修生を受入を開始し、これまで58名の研修生を受け入れ、税務、法務、登録制度といった様々な分野で研修を実施。H28年度は医療分野の研修を実施した。
・2013年10月の北東アジア地方政府間サミットの際に行った二地域間の首長会談において両県の交流を担う人材育成の必要性について一致、2014年に奨学金制度を創設し中央県出身者を県内大学に受け入れたところ。
・近年モンゴルで大きな問題になっている子供のむし歯罹患率改善を図るため、県内から歯科衛生士等の医療専門家を派遣した。
これまでの取組に対する評価
・過去の農業研修員の多くは、鳥取での研修成果を活かして地域の指導的立場で農業発展に奮闘するとともに、鳥取県とのパイプ役としても活躍している。
・行政研修生受入は、中央県の行政力向上に寄与するとともに、鳥取県への理解の促進、人的ネットワークの形成、更なる友好関係の構築に寄与している。
・2014年より奨学金制度により受け入れた中央県出身の留学生は、中央県からの文化、芸能交流団の受入れに当たっての随行業務や県内で実施された国際交流イベントでモンゴル文化を紹介する等、両県の交流の架け橋として活躍している。
・医療専門家の派遣を行い、現地での口腔衛生の状況を把握することができ、また、その改善のための予防活動の提起ができた。