現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 観光交流局のブラジル交流推進事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

ブラジル交流推進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

観光交流局 交流推進課 交流支援担当  

電話番号:0857-26-7595  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算要求額 15,197千円 11,918千円 27,115千円 1.5人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 13,639千円 11,922千円 25,561千円 1.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:15,197千円  (前年度予算額 13,639千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

母県とブラジル鳥取県人会との今後の交流の継続・発展並びにさらなる民間交流の促進を図るため、各種交流事業を実施する。

2 事業背景・目的

 移住者を中心としたブラジル日系人社会は世代交代が進み、このままでは母国・母県とのつながりがなくなってしまうのではないかという不安が大きく、ブラジル鳥取県人会からも、「母県との交流をさらに発展させるための事業」として継続的な実施を強く求められている。

     BRICsの一角を占める新興工業国・資源国として発展しているブラジルとの交流を継続することは、本県の将来の発展に寄与するものと考えられる。
     また、平成28年度にはブラジル鳥取県人会の元留学生・元研修員等が費用を負担して鳥取県の若人を招へいし、ブラジルにおける鳥取県人会の活動等を紹介する「若人招へい事業」を実施するなど、民間交流が発展している。
     こうした観点から、中堅リーダーの相互派遣、研修員・留学生の受入れ及び日本語指導員の派遣による若い世代を中心とした交流活動の実施を通じて次世代の交流活動を担う人材を育て、県人会と母県との交流の活性化を図る。

3 事業内容

(1)技術研修員受入事業 ≪要求額 5,041千円≫
(29年度予算額:5,041千円)

 ブラジルに在住する鳥取県出身者の子弟に対し、本県における技術研修の機会を与え、ブラジルでの社会的・文化的・経済的地位の向上を図る。(受入先:行政機関、県内企業、大学等)

(2)留学生受入事業 ≪要求額 4,046千円≫
(29年度予算額:4,046千円)

 ブラジルに在住する鳥取県出身者の子弟に対し、本県における修学の機会を与え、ブラジルでの社会的・文化的・経済的地位の向上を図る。(受入先:大学・研究機関)
(3)中堅リーダー交流事業(派遣) ≪要求額 1,344千円≫
(29年度(派遣)予算額:1,344千円)
(28年度(派遣)予算額:1,344千円)
(27年度(受入)予算額:1,063千円)

 ブラジルに中堅リーダーを約2週間派遣して、ブラジル鳥取県人会や当地の民間団体等との交流・意見交換を通じ、民間主体による自立的な交流の活性化を図る。
(本事業は派遣・受入を交互に行っている。30年度は受入の年にあたるが、ブラジル側受入主体であるブラジル鳥取県人会の要請を受け、派遣を実施する。29年度は鳥取県から2名を派遣予定であったが、受入への振替えを予定。)
※27年度は受入の対象者がいなかったため、実施せず。
 そのため、28年度に受入れを行い、29年度に派遣を行う予定であった。

(4)日本語指導員派遣事業 ≪要求額 4,766千円≫
(29年度予算額:3,208千円)

 ブラジル・サンパウロ州にある第二アリアンサ鳥取村へ日本語指導員(教員)を派遣し、現地での日本語指導及び日本・本県の文化紹介等を行うことにより、ブラジルとの交流や本県の国際理解教育を推進する。
●派遣者:県内の現職教員
●派遣人数:1人
●派遣期間:1年間(平成30年4月〜平成31年3月)
 ※原則として1年更新し計2年間の派遣を予定。
●派遣先:第二アリアンサ鳥取村日本語学校

5 所要経費

事業名
研修員受入事業
留学生受入事業
中堅リーダー交流事業(派遣)
日本語指導員派遣事業
人数
1人
1人
2人
1人
時期
H30年4月

H31年3月
H30年4月

H31年3月
7月予定
H30年4月

H31年3月
期間
1年間
1年間
約2週間
1年間
要求額
5,041千円
4,046千円
1,344千円
4,766千円
費用負担
○渡航費
 10/10県負担
○滞在費
 10/10県負担
○渡航費
 10/10県負担
○滞在費
 10/10県負担
○渡航費
 10/10県負担
○滞在費
 10/10ブラジル鳥取県人会負担

(参考)受入時
○渡航費
 1/2県負担
○滞在費
 10/10県負担
○渡航費
 10/10県負担
○滞在費
 10/10県負担

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

 留学生受入事業は昭和40年から延べ64名、研修員受入事業は昭和63年から39名を受入れた。
 留学・研修を通じて、県内で専門的な知識・技術を学ぶことができている。
 また、留学・研修中に日本語能力を向上させ、帰国後の鳥取県人会で重要なポジションにつく者もいる。
 研修員・留学生は鳥取県滞在中傘踊り等の伝統芸能の習得や母県への理解を深める活動に積極的に参加している。また、地域で開かれる国際交流イベントやその他地域住民との交流の場へ積極的に参加し、県民の方の国際理解に資する活動を行ってきている。

これまでの取組に対する評価

本事業は、専門的な知識・技術を学ぶだけでなく、日本語・日本文化を学ぶ機会にもなっており、帰国後のブラジル移住者の地位向上に貢献している。
 また、これまで本事業に参加したOBやOGがブラジルに帰国した後、ブラジル鳥取県人会において積極的に活動に参加し、自らが鳥取県で経験したこと、感じたことを伝え後輩の育成等を行っている。
 本事業参加経験者が鳥取県とブラジルとの交流を継続し、深めていく上で欠かせない人材となっていることから、今後も鳥取県とブラジルの交流促進において中心となるような人材の育成が期待できる。

工程表との関連

関連する政策内容

国内外の多様なチャンネル・分野での交流を通じた地域活性化の推進

関連する政策目標

双方が互いの国のことをよく理解し、信頼関係を構築・強化して。地域づくり、人材育成等につながるような、奥が深く、継続性のある交流を推進する。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 13,639 0 0 0 0 0 0 0 13,639
要求額 15,197 0 0 0 0 0 0 0 15,197