現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 観光交流局のロシア極東地域交流推進事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

ロシア極東地域交流推進事業

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観光交流局 交流推進課 ロシア交流担当  

電話番号:0857-26-7240  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算要求額 5,696千円 15,896千円 21,586千円 2.0人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 4,510千円 15,896千円 20,406千円 2.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,696千円  (前年度予算額 4,510千円)  財源:単県 

事業内容

1.事業概要

ロシア極東地域における本県の認知度を高め、友好交流関係を発展させるため、(1)青少年交流、(2)交流地域での鳥取県PR、(3)県民向けのロシア紹介を柱とする交流事業を実施する。

2.事業目的

観光交流の推進、新規旅客ルートの開発、環日本海定期貨客船航路活用等による県内経済の活性化、民間組織同士の自立した交流等の具体的な成果に結びつけるため、これらの基盤となる交流事業を実施する。また、ロシアに対する県民の関心を高める取組を実施し、相互理解を進展させる。

3.事業内容

(1)青少年交流 3,636千円(2,500千円)

    ア 鳥取県囲碁交流団の沿海地方派遣
    時期
    2018年9〜10月頃(4泊5日程度)
    内容
    囲碁の交流試合、囲碁講習会、両地域の文化紹介等
    人数
    10名程度(囲碁交流団8名、県随行2名)
    費用負担
    (ロシア側)滞在費
    (鳥取県)渡航費

    イ 鳥取県青少年環境交流団の沿海地方派遣
    時期
    2018年7〜8月頃(4泊5日程度)
    内容
    環境保全活動の相互発表、エコツーリズム体験、自然保護地区視察、交流行事(両地域の文化紹介等)
    人数
    10名程度(環境交流団体8名、県随行2名)
    費用負担
    (ロシア側)ロシア国内滞在費
    (県)渡航費

    ウ 沿海地方青少年柔道交流団の鳥取県来県
    時期
    2018年8〜9月頃(4泊5日程度)
    内容
    柔道の交流試合、合同練習、日本人指導者による講習会、両地域の文化紹介、ホームステイ等
    人数
    13名程度(青少年柔道選手10名、指導者3名)
    費用負担
    (ロシア側)渡航費
    (県・県柔道連盟)県内滞在費

    エ ロシア極東地域日本語履修者交流団の鳥取県訪問
    時期
    2019年2〜3月頃(8泊9日程度)
    内容
    将来の鳥取県サポーターを育成するためにロシア極東地域で日本語を履修している対日関心の高い青少年(概ね35歳まで)を招聘し、ロシア極東市場に係る意見聴取(マーケットリサーチへの協力)、県内大学生との交流、鳥取県の紹介、文化体験等を実施する。
    人数
    8名(【沿海地方】極東連邦大学、ウラジオストク国立経済サービス大学、海洋国立大学、日本センター等【ハバロフスク地方】極東国立人文大学、ハバロフスク国立経済法律アカデミー、日本センター等)
    費用負担
    (ロシア側)渡航費及び県内食事代
    (県)県内滞在費(食事代除く)
(2)交流地域での鳥取県PR 1,500千円(1,500千円)
鳥取県文化デイズの開催
時期
2017年10〜11月頃(4泊5日)
場所
沿海地方(公演・展示会)
内容
日本の伝統文化をテーマとした少人数(3〜5名)程度の公演・展示会・ワークショップを開催する。(想定:郷土芸能、民工芸等)
費用負担
(県)派遣団の旅費、滞在費及び報償費
(ロシア側)会場使用料、広報費
(3)県民向けのロシア紹介 510千円(510千円)

国際交流員によるロシア講座

時期
通年
内容
公民館、学校等の団体からの依頼を受け、ロシア人交流員が団体施設を訪問し、団体側の希望に応じたロシアの歴史・習慣・文化・教育・ロシア語等のレクチャーを行うとともに、ロシア料理・手芸体験等を実施する。
費用負担
(団体側)材料代、交流員旅費
(県)その他の経費


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)沿海地方とは、1991年10月の友好交流の覚書締結以降、スポーツ・文化・青少年分野を中心に交流を継続しており、2009年の環日本海航路定期客船の就航以降、両地域の交流は飛躍的に拡大し、2010年5月に友好交流・協力協定を締結した。これまで鳥取週間事業(2009年9月、2016年2月)、ウラジオストク市150周年記念行事への出席(2010年7月)、両地域の友好交流20周年事業(2011年9月)、25周年事業(2016年8月、11月)といった大型行事を始め、本年度についてもスポーツ・文化・青少年・学術・経済等の幅広い分野での交流事業を実施している。

(2)ハバロフスク地方とは、同地方が極東地域の政治の拠点であり、環日本海定期貨客船航路とシベリア鉄道の連結による物流ネットワークの確立を目指すことを念頭に、2010年11月に友好交流に関する共同声明を締結した。その後、鳥取県農産物展示会等の開催(2010年12月)、第5回シベリア・極東地域国際社会福祉フォーラムへの出席(2011年6月)、鳥取県写真展&民工芸品展の開催(2011年6月)、「第1回国際儀仗隊フェスティバル」への鳥取商業高校吹奏楽部の参加(2011年10月)、第14回ハバロフスク国際見本市への出展(2012年9月)を実施するとともに、環日本海航路定期貨客船を利用した鳥取県産農産物の輸出販売等を行っている。2014年3月には第4回鳥取県文化デイズを、2016年9月及び10月には第7回鳥取県文化デイズをハバロフスクで実施。

(3)平成23年度事業棚卸しの結果を踏まえ、県民向けのロシア紹介事業(ロシア人国際交流員によるロシア文化講座等)を実施している。

これまでの取組に対する評価

(1)左欄の取組みを実施したことにより、沿海地方における鳥取県の認知度は非常に高くなっており、更に幅広い分野での交流が発展するための基盤は確立されつつある。この状態を維持・発展しつつ、アジア太平洋地域への玄関口として役割が拡大している沿海地方との更なる関係強化が必要。

(2)ハバロフスク地方においては、左欄の取組みを実施しており、いずれの行事についても参加した日露双方の関係者の評価は高いが、両地域の交流の歴史がまだ長くないこともあり、鳥取県の認知度は徐々に浸透している段階であり、更なるテコ入れが必要である。

(3)県民向けのロシア紹介事業を実施したことで、県内におけるロシア並びに極東地域に対する認知度は徐々に高くなってきている。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 4,510 0 0 0 0 0 0 0 4,510
要求額 5,696 0 0 0 0 0 0 0 5,696