大山山麓が生んだ「大山ブランド構築」推進事業

　このひとつである大山ブランド会は、全国流通網を持つ事業者も参画して商品の販売までを具体化した事業を展開し、その看板に大山及び大山開山１３００年祭を絡めて実施している。
　また西部管内の７商工会を中心にした、鳥取県西部ブランディングプロジェクトは、「大山時間」という共通コンセプトのもとで、ブランド構築に向けた取り組みを展開しており、県内西部全体への広がりが出てきている。
（これまでの実績）
・百貨店等の中元、歳暮、ふるさと納税カタログへの商材提供
・都市部における催事への出展
・旅行鞄メーカーとの連携による展示会企画への出展

　これまでも民間事業者主体で類似の取組があったが、良い商品があっても販売に結び付けることが難しかった。これを進めるため多くの産品を一体的にブランド構築し、広く販路を広げていくことが必要であるが、個別事業者ごとの対応だけでは取組にバラつきがある。また自力で販売展開できない事業者も多い。
　またこの取組は大山及び大山開山１３００年祭を商品と一体的に宣伝することで、ブランド力を高める活動であり、それによる大山周辺の効果的な広報及び大山開山１３００年祭の盛り上げに寄与できるものである。
　そこで大山ブランドの普及と物販と絡めた大山及び大山開山１３００年祭の効果的な広報を委託する。
　また大山開山１３００年祭関連行事を盛り上げ、さらに大山ブランド産品を来県者に認知してもらうためには、県外からの集客を図る必要がある。この賑わい創出と大山ブランド産品の拡販を強化するために効果的な集客イベントを実施する。

（２）大山開山１３００年祭の関連行事の盛り上げ、大山ブランド産品の消費拡大に寄与できるような集客イベントの開催を支援し、周辺の賑わいを創出する。
　以下の大規模な集客を要する行事と開催時期をあわせる事を想定。
　　ＳＥＡ　ＴＯ　ＳＵＭＭＩＴ（５月）
　　大山開山１３００年祭記念式典(８月）
　　「山の日」記念全国大会（８月）