1 目的
(1)教師主導の一斉講義形式の授業ではなく、学習者の能動的な授業への参加形態を取り入れた教授・学習法(アクティブラーニング)を取り入れた授業改革を行うことにより、生徒のコミュニケーション能力、問題解決力等の育成を図る。
(4)県内空港を活用し、日本から一番近い英語圏である香港・マカオへの教育・修学旅行を支援し、現地での大学等との交流を通じて生の英語に触れ、グローバルに活躍できる人材を育成する。
(1)私立学校アクティブラーニング推進事業(継続)
要求額:19,062千円 (前年度:9,844千円)
ア 内容
アクティブラーニングを実践するための教職員研修、先進校視察、ICT機器備品整備等を進める学校へ支援。
イ 補助対象事業費
(1)ICT機器整備の促進
アクティブラーニングを実践するために使用するため導入する、教育用ICT機器等の整備に要する購入費用又はリース料。
ただし、情報教室に設置する機器及び一般ソフト並びに、専門ソフトについては除く。
なお、購入費用等が国の私立大学等研究設備整備等補助(私立高等学校等IT教育設備整備推進事業費)の補助対象となる場合は、当該補助金を活用すること。
(2)アクティブラーニングの促進
授業におけるアクティブラーニングを促進するための、アクティブラーニングの先進学校等への視察・研修への参加に係る旅費、アクティブラーニングに係る研修の講師招聘経費。
ウ 補助率 3/4
エ 補助対象上限
ICT機器整備の促進 40,000千円
※国からの補助の上限に合わせて補助上限を設定
※アクティブラーニングの促進については上限なし。
【参考】
(1)私立大学等研究設備整備等補助金(私立高等学校等IT教育設備整備推進事業補助金)
補助対象経費
1 IT教育のための環境整備に必要な設備の購入等
2 補助対象経費の限度額
上限40,00千円 下限5、000千円
3 補助率
1/2
4 補助の割合
国庫補助対象経費部分:1/2国負担(直接補助)、1/4県負担、1/4学校負担
国庫補助対象経費外部分:3/4県負担、1/4学校負担
(2)私立高等学校等経常費助成費補助金(教育改革推進特別経費)の一部を活用
1 補助対象経費
次期学習指導要領に向けた取組の促進に関する事業
2 補助率
都道府県が私立高等学校等に補助した金額の1/2
3 国補助上限
1校あたり300千円
(2)鳥取県版スーパーサイエンスハイスクール事業(継続)
要求額:3,380千円 (前年度:3,380千円)
ア 内容
科学研究発表会や科学的思考力等の育成に関する先進的な取組計画を審査し、効果があると認められる計画について採択・補助する。(平成28年度創設)
イ 補助対象事業費
対象経費(1校あたり)2,254千円
講師謝金、生徒移動交通費、公開発表等開催経費ほか
ウ 補助率
3/4
エ 採択校数・事業実施期間
各年度1校(採択年度から3年間)
(内訳)
・H30年度採択校(1校):H30〜H32年度実施
・H28年度採択校:青翔開智中学校・高等学校(H28〜H30)
(3)鳥取県版スーパーグローバルハイスクール事業(継続)
要求額:9,090千円 (前年度:9,090千円)
ア 内容
英語による公開発表会やALTの充実などの先進的な取組計画を審査し、効果があると認められる計画について採択・補助する。(平成27年度創設)
イ 補助対象事業費
対象経費:ALT人件費、講師謝金、旅費交通費等
ウ 補助率
3/4
エ 採択校数・事業実施期間
各年度1校(採択年度から3年間)
(内訳)
・H30年度採択校(1校):H30〜H32年度実施
・H29年度採択校:青翔開智中学校高等学校(H29〜H31)
・H28年度採択校:米子北斗中学校・高等学校(H28〜H30)
(4)香港・マカオへの教育・修学旅行支援事業
要求額:960千円 (前年度:1,920千円)
ア 内容
米子香港便を利用した香港・マカオへの教育・修学旅行に参加する県内の私立高校及び私立中学の生徒に対して支援。
イ 補助対象経費
米子香港便を利用した香港・マカオへの教育・修学旅行に係る経費
ウ 補助率
10千円/人(定額)
3 要求額
区分 | 補助率 | 要求額 |
私立学校アクティブラーニング推進事業 | 3/4 | 19,062
(9,844) |
鳥取県版スーパーサイエンスハイスクール事業 | 3/4 | 3,380
(3,380) |
鳥取県版スーパーグローバルハイスクール事業 | 3/4 | 9,090
(9,090) |
香港・マカオへの教育・修学旅行支援事業 | 定額
(10千円/人) | 960
(1,920) |
合 計 | | 32,492
(24,234) |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
生徒の言語活動、理数教育、外国語能力の充実をはかることで、将来国際的に活躍できる人材を育成する。
これまでの取組に対する評価
アクティブラーニングにおいては私立高校等へ助成することで、普及がはかられている。またスーパーサイエンスハイスクール及びスーパーグローバルハイスクール事業においては、引き続き採択校に助成することで人材育成を図っていく必要がある。