これまでの取組と成果
これまでの取組状況
地域警察では、地域の生活安全センターとしての機能をもつ交番、駐在所やパトカーによる24時間体制のパトロール活動を行う自動車警ら班の活動により、日々発生する事件・事故、住民からの治安に関する要望、水難、山岳遭難等の各種警察事象へ対応している。多様化する警察事象に的確に対応するため、講習会、訓練等を実施して、県民対する治安サービスの確保に努めている。
また、近年増加している訪日外国人に対しても、外国語翻訳機能が付与されたタブレット端末の整備を行い、対応の円滑化にも配意している。
これまでの取組に対する評価
交番・駐在所におけるパトロール活動等により、刑法犯認知件数は平成16年以降連続して減少し、人身事故発生件数も減少傾向を示している。
しかし、地域の犯罪情勢の変化や多様化する県民の治安に対するニーズに、的確に対応していくことが求められていることから、そのためには現場警察官に対する教養、訓練を継続的に推進することが必要である。
また、インバンド施策、2020年に開催予定であるオリンピック、パラリンピックに向けた訪日外国人の急増への対応に向けた施設等の整備が必要となっている。