これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【事件・事故への迅速かつ的確な初動警察活動】
110番通報による事件・事故等の届出時、現場への早期臨場と初動的な活動、情報の集約・確認及び緊急配備を行うためには、事案内容を警察署等へ迅速かつ的確に指令する必要であり、そのために通信指令システムの高度化を図っている。カーロケ端末、携帯型端末を整備し、パトカー、警察官の位置情報と現場で撮影された映像を組織的に共有し、的確な初動警察活動に努めている。
初動警察刷新強化の定着化に向け通信指令システムの有効活用と機能強化に取り組んでいるところ、平成26年3月に更新した現システムが、平成32年2月に7年リースが終了することから、次期更新を見据えた準備作業を実施中である。
これまでの取組に対する評価
複雑、多様化する情勢下において、各種事件事故等が発生した際に、直ちに警察官を現場に急行させ、適切な措置を執るための初動警察活動の重要性は一層増している。110番通報の受理内容や現場画像を警察署等へ指令手配するシステムの整備は、犯人検挙と被害防止など県民の安全安心のため、必要不可欠である。
現行システムについては、発生場所等の正確な位置の特定、画像の素早い入手と手配など時代の変化に対応できる高度化と、次期更新に向けた作業を継続する必要がある。