1 事業の目的
障がい特性を理解し、適切なスポーツへの導入・継続支援ができる「ガイド機能」を新たに設け、障がい者一人ひとりがスポーツを楽しみ、輝ける多様性のある共生社会の実現を図る。
【ガイド機能】
障がいの特性を深く理解し、適切なスポーツ指導の可能なガイド人材が障がい者に寄り添い、個々の障がい特性、体力、知力、年齢等の状況に応じて適切なスポーツへの導入・継続に向けたきめ細かい支援 |
2 事業内容
(1)推進体制の構築…7,000千円(0千円)
○ガイド人材を育成・指導するプロデューサー・コーディネーターの配置 5,500千円(0)
・障がい者スポーツプロデューサーの配置(スポーツ版ケアマネージャーとして理学療法士を想定)
・障がい者スポーツコーディネーターの育成(現県障がい者スポーツ協会障がい者スポーツ指導員)
○障がい者スポーツプロデューサー及びコーディネーターを育成するための民間アドバイザーの派遣 1,500千円(0)
・障がい者スポーツの指導実績を有する理学療法士による人材育成・実践指導(週1〜2回程度)
(2)県内ガイド人材の育成…1,000千円(0千円)
障がい者スポーツプロデューサーやコーディネーターが中心となって県内各地で中核となるガイド人材や、障がい者スポーツをサポートする人材を育成する。
○施設等の中核的人材
・特別支援学校・障がい福祉施設等の指導者
・障がい者スポーツ指導員(上級、中級)
○地域のサポート人材
・スポーツ推進委員(約500名)
・障がい者スポーツ指導員(初級)
・民間スポーツジム指導員
・あいサポート企業の職員、学生・市民ボランティア
3 要求額
8,000千円(0)
4 事業の背景
2020年の東京パラリンピックに向けて障がい者スポーツの機運が高まる中、日本初の手話言語条例やあいサポート条例の制定、全国初となるあいサポート運動の取り組み等、共生社会の実現に向けて様々な事業展開を行ってきた鳥取県だからできる、スポーツを通した共生社会の実現に向けて、障がい者スポーツ振興事業を見直し新たなエッセンスを織り交ぜながら新たな事業展開を行い、障がい者スポーツのメッカとして地位を確立するもの。