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平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:社会福祉総務費
事業名:

とっとり子ども未来サポートネットワーク活動支援事業

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福祉保健部 福祉保健課 くらし応援対策室  

電話番号:0857-26-7859  E-mail:fukushihoken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 6,346千円 0千円 6,346千円 0.0人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 7,066千円 0千円 7,066千円 0.0人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,066千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:5,019千円

事業内容

1 事業概要

こども食堂等の居場所づくりの関係団体で構成する「とっとり子ども未来サポートネットワーク」に対して活動助成を行うことにより、全県的な居場所の増設や取組充実につなげる。

    <「とっとり子ども未来サポートネットワーク」概要>

     県内でこども食堂に取り組む団体とこども食堂を支援する団体のネットワーク

    【ネットワーク参加団体】

     ○こども食堂等の実施団体

      NPO法人ワーカーズコープ(事務局)、こども・らぼ、テラハウス、福吉児童センター、こども食堂ネバーランド等 
     ○支援団体
      とっとり県民活動活性化センター、鳥取県社会福祉協議会、鳥取県生活協同組合、鳥取県隣保館協議会、西部地区にこども食堂を拡げる会、県等

2 背景・経緯

平成27年度ごろから、こども食堂をはじめとするこどもの居場所づくりが全国的に拡がり、県内においても、特に平成28年度以降、市部を中心に拡がりを見せている。(平成29年9月時点:21箇所)
  • こども食堂は、子ども自ら利用できる子どもへの支援施策として、子どもの貧困対策としての観点からも重要性が認知されている。
  • こうした気運を後押しするため、平成28年度5月補正予算により情報交換会やネットワーク準備会を開催し、平成29年1月には本ネットワークにより「広がれ、こども食堂・こどもの居場所の輪!全国ツアーin鳥取」を開催した。
  • 現在は、こども食堂等の取組団体の他、県社会福祉協議会やとっとり県民活動活性化センター、県生活協同組合等の支援に意欲のある団体も加わり、後方支援の仕組みづくりの検討を行っている。
  • 3 これまでの活動成果と課題

    (1)活動成果
  • 「愛菜館農園」(JAグリーン千代水店併設の直売所「愛菜館」の農園)からの野菜の寄附が実現。
  • こども食堂の開設を後方支援(米子市内のこども食堂「ネバーランド」)
  • 大手店舗やスーパーが食材提供に向けた検討を開始。

    (2)現状及び課題

     本ネットワークに事務局ができ、支援員を配置したことにより、こども食堂開設相談や運営相談、食材等の寄附受付の窓口が可能となり、今後さらに活動を推進する必要がある。

    【現時点で求められている取組】

    • 大手店舗やスーパーが検討を始めている食材提供に向け、それを受入れるために必要な調整や手続き、各こども食堂への配布の仕組みづくり等のコーディネート機能が必要。
    • 寄附申入れや寄附付き商品の検討などの事案が増加しつつあり、ネットワークの組織体制の明確化が必要。
    • 開設相談の個別事案の増加。
      ※県重要業績評価指標(KPI) 30箇所(平成31年度)
    • 特に学習支援を実施する場合の学生ボランティアに対するニーズがあるが、ボランティアの確保がむずかしい。
  • 4 事業の効果

    こども食堂や子どもの居場所が県内に増加することで、子どもたちが徒歩や自転車で自力で利用できるようになる。
  • 取組を側面支援することにより運営を持続させ、子どもの成長過程を支え続けることができる。
  • 困難を抱え孤立している世帯の子どもに、家庭と学校以外に子どもが頼ることのできる身近な場所・人ができる。
  • 自治体の学習支援事業では行き届かない地域の子どもへの学習支援策となり得る。
  • 地域における孤立防止や要支援世帯へのアウトリーチ(把握・支援)のための場となり得る。
  • 5 事業内容

    【実施主体】 とっとり子ども未来サポートネットワーク
    【要求額】 7,066千円(補助金)
    (積算)
    ネットワーク活動支援
    人件費(1人役)
    3,487千円
    事業費
    1,532千円
    【拡充】
    学生ボランティア確保支援
    人件費(0,2人役)
    698千円
    事業費
    1,349千円
        
    (主な活動費)
      仕組み検討会・情報交換会等開催、各種リース料(自動車、PC)、学生ボランティア手当に関するこども食堂への補助金 等

    【活動内容】
    ネットワーク事務局に支援員(1名)を配置して以下に取り組む。

    (1)こども食堂等の運営を持続可能にするための仕組の運用

       県とネットワーク構成団体等、官民が一体となって「こども食堂等の運営を持続可能にするための仕組(食材提供、スタッフ確保)」を運用するため、協力企業・団体の開拓及び協力内容の調整

      ○こども食堂等の運営を持続可能にするための仕組
      (物的支援)

         循環型社会における食品ロス対策の観点も含めた、食材提供(食材供給、中間的貯蔵庫、配送)システム
      (人的支援)
         大学生を中心とした学生ボランティア、学校支援ボランティア等を活用した運営スタッフの確保・育成システム
    (2)こども食堂等の居場所の増設
      ・こども食堂等開設や運営の相談窓口及び個別支援

    (3)こども食堂等の充実を図る取組
      ・活動団体同士の情報交換会・勉強会の開催
      ・文化芸術等の体験活動の推進(読み聞かせやシニアボランティア等の活用支援)

    6 拡充内容

    学生ボランティアを受け入れるこども食堂に対して、とっとり子ども未来サポートネットワークを通じてボランティア手当を補助する。

    【取組内容】
    (1)こども食堂に対して、学生ボランティア手当について支援する。

    (2)学生ボランティアのサポートにつなげるため、ボランティア受入れに関する研修会の開催や手引きを作成する。


    【課題・ニーズ】

    ○大学からの声


      ・交通アクセスの問題があり、特に中山間地域のこども食堂へは行きにくい。

      ・生活のためにアルバイトをしている学生は多く、有償であれば参加しやすいし、大学からも学生の背中を押しやすい

      ・こども食堂でのボランティアは学生の学びの場にもなるが、学生が抱え込んだり負担にならないように、相談や指導が得られるサポートしてもらえる大人や責任者が必ず必要。



    財政課処理欄


     ボランティアの確保については、人生充実応援事業のシニアバンクや社会福祉協議会、参画協働課の既存制度の活用等を含めて検討してください。

    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    要求額 7,066 0 0 0 0 0 0 0 7,066

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 5,019 0 0 0 0 0 0 0 5,019
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0