(2)中部地区水防訓練に要する経費(501千円)
<要求理由>
・近年、各地で水害が多発しており、本県においても今年度は台風18号による家屋浸水被害等が発生していることから、河川の水位(タイムライン)にあわせた適切な水防活動の重要性が高まっている。
・水害時に適切な水防活動を行うためには、日頃から繰り返し訓練を行う必要があるが、県の水防訓練は東部、中部、西部で持ち回り開催しているため、2年間は訓練を行わない空白の期間があること、又、各市町における訓練も十分でないことから、水害発生時に適切な水防活動を行えないことが懸念されている。
・このような状況を改善するため、平成28年度に中部地区において、県、市町、倉吉河川国道事務所による初の合同訓練が開催され、中部の全市町の水防団が参加し、水害時の活動に備えているところ。(平成29年度は中部地区において国交省と合同の水防訓練が開催されたため、同訓練は実施せず。)
・なお、この訓練は持ち回りの大規模訓練と異なり、水防関係機関(国、県、市町、水防団、建設業協会等)の連携を確認・強化するとともに、水防団を中心として、より具体的な水害を想定した内容で実施している。
・平成30年度は西部地区において県の水防訓練が予定されているため、平成28年度と同様に訓練を行う必要があることから、所要の経費を再度要求するものである。
※大規模訓練を行わない東部地区においては、中部の訓練に参加する予定。