・今年9月に宮城県で開催された第11回全国和牛能力共進会で「鳥取和牛」は肉質日本一を獲得したことから、県内外に「鳥取和牛」の売り込みを図るチャンスである。
・活力増進プランでは、平成35年に繁殖雌牛を5,000頭まで増加させる目標を立てており、H27年度から実施した本事業の効果により繁殖雌牛はH27年から増加に転じている。
(H26:2,847頭→H28:3,380頭)
・しかし、H34年の鹿児島全共で勝つためには、出品候補牛の増産が急務であり、そのためにはH32年までに繁殖雌牛を増頭しなければいけない。
・生産者も、事業継続を希望しているが、来年度から各生産者から積み立てた基金を作り、その基金を事業に充当していく取り組みを始めるなど、これまでとは異なる「鳥取和牛」の振興のための新たな仕組み作りの動きも出ている。
・鹿児島全共で「鳥取和牛」のさらなる躍進、活力増進プランの目標を達成するためには、生産者と行政が一体となって「鳥取和牛」の振興をすすめていく必要がある。