これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○これまでの取組状況
・県内におけるジビエ活用状況の把握
(東部)いなばのジビエ連絡協議会が設立され、組織的な活動を活発に展開。また、智頭町に新たな施設建設予定
(西部)南部町を中心に活用の動き。また、平成25年12月に日野郡鳥獣被害対策協議会が設立される。大山町に新たな施設が建設予定。
(中部)三朝町の解体処理施設が個人的な活用されている。また、鳥取中部イノシシ産業化プロジェクトが立ち上がり、積極的な活動を見せている。
・部局横断的に情報を共有し、捕獲解体〜販売消費まで一体的な取組を推進。
・日本ジビエ振興協議会に加入し(H24)情報を収集するとともに、様々な機会を捉えてジビエの情報を県内に提供。
【都市部における情報発信と販路開拓】
・都市部でのレストラン向け料理教室有名シェフへの無償提供及びモニター調査とマッチング
・レストランフェアで消費者へアピール
・とっとりジビエ小冊子作成
【県内へのジビエ料理の普及とPR】
・一般向け料理教室を開催
・料理人を対象とした調理講習会
これまでの取組に対する評価
○これまでの取組に対する評価
@処理頭数 イノシシ 341頭(H23)→1,124頭(H28)
シカ 250頭(H23)→ 1,824頭(H28)
A利用率(解体数量/捕獲数) 6%(H23)→15%(H28)
Bジビエ加工処理施設の先導役 わかさ29工房
→平成29年6月2日に県版HACCPを取得 (ホンシュウジカでは全国初)
C鳥取県がジビエ先進地として第1回日本ジビエサミットを開催。
D県東部ジビエ料理提供店舗 10店舗(H24) → 23店舗(H28)
E鳥取銀行と三菱東京UFJ銀行の「地方創生に関する包括連携協定」
(H28.2)
G地元スーパー(サンマート)で鹿肉を通年販売。県庁食堂ではジビエカレー。
F解体処理技術が高く、肉質が良い「とっとりジビエ」は首都圏シェフからの 評価が高く、大都市圏へ出荷。日本イタリア料理協会、日本ジビエ推進協議会、ジビエ議員連盟等とも連携。
G平成29年5月日本最大の食の総合教育機関「辻調理師専門学校」と連携協定を締結し、ジビエ活用に係るストーリーの作成や料理人への普及を推進。
H全日本司厨士協会米子支部(洋食)、惣和会(和食)などの料理人を中心に、ジビエ活用の機運が高まっており、県中西部も含め全県展開を目指す。
I「鳥取県産鹿肉」がボキューズ・ドール国際料理コンクール2019日本代表決勝大会での課題食材に選ばれ、「わかさ29工房」から提供。
J内閣官房及び農水省が実施する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」で844地区の応募の中から、31地区の優良事例が選定され、その中で鳥取県からは初めて「わかさ29(にく)工房」が選定。(ジビエ関係で選定された地区は、全国でも3地区のみ)