不特定の者が通行する道路に面し、危険と判断される民間所有のブロック塀の撤去及びフェンス等への改修に係る補助制度を創設する。
【補助内容】
補助対象項目 | 不特定の者が通行する道路に面した
ブロック塀の撤去
(点検表により危険性が確認されたブロック塀等であること) |
補助率 | 2/3
(国1/3・県1/6・市町村1/6) |
補助単価
(m当たり) | 9,000円/m |
補助限度額 | 15万円 |
補助対象項目 | フェンス、生垣への改修
(撤去したブロック塀の範囲に新設するものに限る) |
補助率 | 1/3
(国1/6・県1/12・市町村1/12) |
補助単価
(m当たり) | 25,000円/m |
補助限度額 | 10万円 |
〈補助率の設定の考え方〉
○危険と判断されるブロック塀の撤去は緊急性が高いため、補助率を 2/3としている。
○フェンス、生垣への改修は安全を考慮して軽量なフェンス、生垣等
への改修に限り、私有財産への助成のため補助率を1/3としてい
る。
〈補助単価の設定の考え方〉
○ブロック塀の撤去は高さ1.4m(ブロック7段分)の撤去に係る1m当
たりの施工単価で計算している。
○フェンス、生垣への改修は高さ1.5mの金属製目隠しフェンスの設置
に係る1m当たりの施工単価(材料費込み)で計算している。
〈補助限度額に対する撤去・改修長さの考え方〉
市街地の一般的な宅地面積を60坪と想定すると敷地1辺の長
さは14m、2方向にブロック塀があったとしても玄関・カーポート
等の部分を除けばブロック塀の長さは25m程度となる。
○ブロック塀撤去
補助率2/3、補助限度額15万円なので、補助対象限度額は
22.5万円
→ 撤去単価9,000円/mで25mのブロック塀の撤去が可能
○フェンス等への改修
補助率1/3、補助限度額10万円なので、補助対象限度額は
30万円
→ フェンス新設単価25,000円/mで12mのフェ ンス新設が
可能
生垣新設単価12,000円/mで25mの生垣新設が可能