(1)障がい者アート活動支援事業補助金の拡充(2,600千円)
当該補助金の既存メニューの補助対象団体を拡大するとともに、メニューを追加し、文化芸術の鑑賞機会の拡大や文化芸術等を通じた障がいのある人とない人の交流を促進する。
従来の文化芸術活動促進事業及び個展等開催事業(定額補助200千円)に加えて下記メニューを追加する。
ア 共生社会の実現に向けた交流促進事業
(定額補助500千円)。
文化芸術等を通じて障がいのある人とない人が交流する機会を創出し、障がいのある人の社会参加の推進及び障がいに対する理解を進める
イ 文化芸術の鑑賞機会拡大事業(1/2補助)
手話言語条例の制定を踏まえた施策により、聴覚障がい者のための手話通訳や要約筆記の普及はかなり進んできたところだが、視覚障がい者の芸術鑑賞のためのパンフレットのSPコード化やステージでのパフォーマンスの音声ガイド等の普及は十分に進んでいないのが現状。
ついては、文化芸術イベント等のチラシやプログラムの内容を音声化するSPコードや音声ガイドの導入に要する経費を補助する。
(2)作品等の評価、販売、権利保護等の推進のための人材育成
300千円
作品等の評価、販売、権利保護等の推進について計画に盛り込んでいるが、県内にはこのようなことができる人材が圧倒的に不足しているのが実情。国の美術館や先進的社会福祉法人などに障がい者の文化芸術活動拠点のスタッフを派遣するなどして、人材育成を図る。
(3)計画策定披露
計画策定を披露するため、鳥取県障がい者舞台芸術祭「あいサポート・アートとっとり祭り(平成30年10月13日)で「じゆう劇場」の公演の機会を創出する(当初予算対応)。